『母親神話』から私を救ってくれた物。~たった5㎜の神様~

2020/01/31
  • 大分の6児ママライター。子育てママに寄り添いたい!大分のママ達が繋がり合う活動を楽しんでいます。 もっと見る>>

こんにちは。3歳の娘にドラえもん(ネコ型ロボット)を買ってくれと朝からねだられて困っている、大分の6児ママ・明日香です。

『母親神話』

子育てにまつわる神話って、多いですよね。
その中で、とりわけ過去の私を苦しめたのは
『母親神話』だったように思います。
母親とは
優しく、
強く、
温かく、
常にこどもを最優先に、
こどもに尽くすべき、
と。おそらくこれが母親のあるべき姿…と、新米ママ時代の私は本気で思っていました。
とても素敵なスローガンですが、今のわたしならわかります。こんなのありえないと(笑)

子育てストレスの根っこ

こどもを授かったからには、
母親になったからには、
『母親神話』が当然だと。
一体誰に言われたのでしょう?私の場合は、世間がそう言っているような気がしていたんですね。誰もそんな事言っていないのに。
初めての子育ては不安と戸惑いだらけで、余裕がないあまり母親神話を丸ごと鵜呑みしてイライラモヤモヤしていたんだと思います。
母親とは、我慢我慢我慢の生き物なのかな?
と感じて悲しくなっていました。

子育てストレスって『子育てにまつわる様々にイライラ』しているように見えますが、本当のところはもっと深くて、
「私、こんなに我慢してるのに」
「こどもの為に必死なのにどうして言うこと聞いてくれないのかな」
という、ママの切ない思いと悲しみが詰まっています。

お酒だったり、お洒落だったり、自由時間だったり、元々あって当たり前だった自由が失われる辛さは…味わった者にしかわからないのかも知れません。

私を救ってくれた物

そんな時期に私を救ってくれた物が、コレです。
シリコン製ピアスキャッチ。ピアスを買った時に大体くっついている、オマケ的なコレ。(台紙から外れない為なのでしょうか?)
コレをですね、

こんな風に使うことを思い付いたんです。ピアスの針の先にフタのようにはめて、針の危険を予防したわけです。
こどもが生まれたと同時に、ピアスをやめてしまっていた私。
元々お洒落に無頓着だった為服はシンプルだし、ジーンズしか履かないし…
唯一好きだったピアスも「こどもの顔に傷が付いたらいけないから」と言う理由で付けなくなったんですね。

でもこのシリコン製ピアスキャッチを活用すれば、ピアスOKじゃん!!と気づいて、急にパアッと目の前が晴れました(←単純?笑)

危なくないでしょう???

小さな事だけど

すごく些細な事ですが、当時こどもの為には自分の欲なんて抑えなきゃ!と謎の母親神話にとりつかれていた私にとっては大きな転機でした。
「あ、そっか、なにもかも我慢しなくて良かったのか」
と気づけたんです。
自分の好きな物を身に付けたり、
自分の時間を持ったり、
それはちっとも悪い事ではありませんでした!
そりゃそうです!(笑)

この件以降、私は母親神話を捨て、私らしい母親になればいいやと思えたのです。
『私はこんなにアレコレ我慢して必死に子育てしてる!』
と思っていた時期よりも、今は怒る事が格段に減っています。

笑顔のために

私を救ってくれたわずか5㎜の神様は、
こどもに『安全』を
私に『私らしさ』を
プレゼントしてくれたような気がします。
我慢だけではなく笑顔を増やす為にはどうすればいいのか?!
を考えると、きっと今よりもっと子育てが楽しくなりますよ♪


あ、余談ですがこのピアス、しまむらで280円でした。
お安い気分転換ですが、ちょっとした事が元気の素に…なるんですよね。

それではまた。

■この記事を書いたのは…
大分の6児ママ。文字・文章を書くのが大好き。
子育て失敗談なら誰よりも豊富(笑)
ママのままプロジェクト・ママアンバサダー。

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