未来の食生活に繋げよう! 子供達にも伝えて行くことで繋がる未来の農業

2020/05/18
  • 栄養士。「身体に優しい簡単ごはんとおやつ」をコンセプトに執筆、レシピ提案などを行なう2児の母。もっと見る>>

こんばんは。

【家族を思いやる身体に優しい手作り料理】をコンセプトに、「身体に優しい簡単ごはんとおやつ」を提案している栄養士の内田かずよです。


今年から参加させていただけることになったサンキュ!全農部。
先日、史上初というオンラインでのキックオフ会が開催されました。
子供達が隣で遊ぶ中、自宅に居ながらも皆さんの貴重な生の声が聞けたことで、改めて栄養士として食と密接な関わりがあるからこそ、考えさせられた気づきや得られた情報がありました。

子供と一緒に日本の農業を応援しよう。

メディアでも度々取り上げられていますが、緊急事態宣言により農家の皆さんが大切に育てられてきた肉・野菜・牛乳などの在庫が過剰になり、廃棄や大幅な値引きをせざる得ない状況となっています。

過剰在庫が叫ばれる近頃ですが、日本の食糧自給率は先進国の中でも飛び抜けた低さです。農林水産省の発表によると、2018年度の日本の食料自給率は37%(カロリーベースによる試算)と過去最低を記録したそうです。単純に計算すると、残りの63%は海外からの輸入に頼っているということになります。

今でさえ低い食糧自給率。コロナウイルスの影響で、さらなる日本の農業が打撃を受ける中、現在の問題はもちろん、未来の日本を担う子供たちのためにも日本の農業を残したい。繋げていくためには、何ができるだろうと改めて考えさせられました。

未来を担う子供達へ。一緒に考えてみる。

先日のリモート会議をする私の姿を隣で踊りながら見ていた娘達。
終わったあと「ママ何について話していたの?」と聞かれたので、その日得られた話を簡単に説明・質問してみました。

5歳と3歳なので、わかりやすく「今幼稚園や学校がお休みになっちゃったから、お肉や牛乳、野菜などが余っていて、作ってくれた人が困っているんだって。2人だったら、どうしたら良いと思うかな?」

まだ幼稚園児なので、簡単に子供達でも考えられそうな質問にしました。

2人の答えは

「それなら今日のお夕飯で食べれば良いんじゃない?」
「明日も食べて、牛乳もいっぱい飲めば良いと思う!」

まさにそのとおり。
休校によって受けている問題もあるのなら、私達が家庭で意識し・消費を手助けするしかないのです。

娘達の答えは、大人からすれば当たり前のような答えだと思います。
けど未来を担う子供達なので、年齢に関わらず、今コロナで大変な時期だからこそ、日本の農業についても知ってほしいな。と思いました。

まだ正しく理解できない年齢だとしても、子供なりに考え覚えていることで、一緒に食事をした時やスーパーで買い物へ行った時。
私達大人より、伝えた言葉を鮮明に覚えてくれているかもしれません。
食育にも繋がりますし、お子さんと一緒に日本の農業について考え、応援してみませんか?

主婦だからこそ明日からでも実践できること

買い物で国産を意識して選ぶようにする。

輸入製品の方が安い食材もあると思います。輸入でしか売っていないものもあります。
しかし、今までの当たり前が当たり前ではなくなった今だからこそ、改めて私たちの国で作られた農作物を私たち日本人がしっかり消費していく。
一人一人の意識が少しずつでも変わることで、大きな力となり、日本の農業を応援し活性化にも繋がっていけるのではないかな。と思いました。

最後に…

コロナをきっかけに様々な心境の変化や生活を見直した今、全農部でのご縁もきっかけに日本の農業について学び・実践。そして私らしく皆さんに農業について伝えていき、関心や新たなきっかけ作りになれるよう発信していきたいと思います。
全農部としても宜しくお願いします♩

最後までお読みいただきありがとうございました。

***掲載の体験談は個人の感想です***

■この記事を書いたのは、内田かずよ
栄養士。
【家族を思いやる身体に優しい手作り料理】をコンセプトに、料理をもっと楽しく簡単に♩ 「身体に優しい簡単ごはんとおやつ」を提案しています。

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