【食品ロスゼロ】節約・無駄買い防止にも繋がっていた買い物術とは?

2020/05/16
  • 栄養士。「身体に優しい簡単ごはんとおやつ」をコンセプトに執筆、レシピ提案などを行なう2児の母。もっと見る>>

こんにちは。

【家族を思いやる身体に優しい手作り料理】をコンセプトに、「身体に優しい簡単ごはんとおやつ」を提案している栄養士の内田かずよです。


最近では、コロナの影響で農家や食品会社などにも余剰分が在庫として大量に発生している。などメディアでも取り上げられていますが、日本の食品ロス量は、年間600万トンを超えているのをご存知ですか?

賞味期限がきて捨てられてしまったもの、スーパーやコンビニ、飲食店での売れ残りや残飯など、まだ食べられるはずだったものが、捨てられてしまう「食品ロス」が問題となっています。

サンキュ!でも「食品ロス」について多くのライターさんが情報をシェアしていますが、今回は、私なりにお家で工夫している食品ロスを減らす方法をご紹介します。

自分で管理できる分しか在庫をもたない!

皆さんは買い物へ行く前に冷蔵庫や冷凍庫はチェックしてから行きますか?

最近は、外出自粛の影響もあり我が家では週に1度まとめ買いをしています。

買い出しの時は

何を買ってくるか?

大まかに卵、牛乳、こんな野菜が欲しいなど

いつの分までの食材が必要か?

次はだいたい○日に行くことを事前に考え、主食の量の調整(主に卵、肉、魚)

今、家にはどんな食材が残っているか?

冷蔵庫の野菜、牛乳の残量、冷凍庫の食材(主に肉)


これらを必ずチェックしてから買い出しに行きます。
食の仕事をメインとしているので、さぞかし冷蔵庫に食材が豊富なのでは?
と思われる方も多いと思いと思いますが余り多くはありません。
週末ともなればスカスカです。笑

もともと必要なものを必要な分だけ買う。
という性格もあるのですが、我が家の冷蔵庫は、314Lとどうやら2〜3人家族向けのようで小さいようです。
小さい分、冷蔵庫内に何が入っているかもわかりますし、何年も冷凍庫で眠っている食品もありません。

【自分で管理できる分しか在庫をもたない!】
これも食品ロスに繋がっているのかな。と思います。


お得なものを買う?スーパーでの食材ロスを減らす工夫

スーパーでは先程紹介したように、事前にある程度考えてきたので、必要なものを手に取りつつ、その日のお得な商品も使えそうであれば購入しています。

しかし、ただお得だから買う!
ではなく、必ず何に使うかその場である程度考えます。

例えば、大根1本丸ごとお得だから買うとしたら
・煮物にまとめて使う。
・余りは味噌汁やサラダにしよう。
など、安いからとりあえず買っておく。
と言うことはあまりしません。

ある程度その場で、使えるメニューを考えて購入します。

そして、そのお得な物を買ったことで、カゴの中にある食材の使い道が不要になりそう、使うタイミングがなくなりそう。なら、そのカゴに入っていた商品を買うことをやめることもあります。

購入する前に必ず、例え安かったとしても買いすぎていないか?使い切れる量か?を確認してからお会計するようにしています。

安くても食材が傷んでしまっては、せっかく購入した食材もムダになってしまいますしね。

お会計前の一手間で食品ロスも減らせますし、結果節約にも繋がります。

冷蔵・冷凍ムダにしないために食材を分ける

まとめ買いしている分、お肉などの日持ちしないものや冷凍できる野菜は、買ってきた時点ですぐに分けて冷凍するものもあります。

その他、まとめて次の買い物までに使えるよう常備菜も作ったりしています。

常備菜を作る際は、私なりのルールがあります。
これは、とある日にまとめて作った常備菜。
一見いろいろあるように見えませんか?

品数は多く見えますが、ここで使っている野菜は使い回しばかり。
この写真では、「大根・人参・かぼちゃ・きゃべつ・じゃがいも・豚肉」がほとんどです。
他に冷凍していたコーンなどを足しています。
(※コーン缶も使い切れないことが多いので、残った分は冷凍したりしています。)
どれも使いやすい食材ばかりです。

そして、煮物を作る時は必ず倍量作っています。
・1つは今週食べる分。
・もう1つは冷凍してストック用。

冷凍してストックしておくと、手抜きしておかずを増やしたいときに重宝するので、あえて倍量作ってストックしておきます。
冷凍したものは、2〜3週間を目安に冷凍したものも食べています。

倍量作るなんて大変。と思われる方もいると思いますが、煮物って煮るのに時間がかかりますよね?
まとめて煮てしまうことで、次作る手間を少し楽できるので、一度でバーっと作って私は冷凍と消費(食べる)分で、私なりに分けています。

使いきれない。ではなく必ず使い切る!!

普段、あまりカット野菜などを買うことはなく、丸のまま購入しています。
丸のまま保存した方が、カット野菜よりは傷みにくいからです。
そして栄養価もカットされたものよりは、切り口からの損失がなく、栄養価の損失も防げます。

キャベツや大根など大きい野菜だと使いきれない。と思われる方もいると思いますが、使いきれない。とせず、必ず使い切ります!!

先程紹介したように、スーパーで安いからとさまざまな野菜などを買いすぎると、食材がありすぎて使いきれず傷めてしまう可能性があります。
しかし、ある程度使い切れる量を考えて購入してくることで、冷蔵庫も日を追うごとにスッキリしていき、残っている食材を使おう!と使い切る。
ということにも繋がっています。




いかがでしたか?
今回は、普段料理をする際に食材をムダにしないために私が気をつけていることをご紹介させて頂きました。
コロナウイルスの影響でさらなる食材の余剰や在庫も増える今、家庭でのロスを減らすことで、家族全体で食品ロスを見直すキッカケにしたいですね。

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。

■この記事を書いたのは、内田かずよ
栄養士。
【家族を思いやる身体に優しい手作り料理】をコンセプトに、料理をもっと楽しく簡単に♩ 「身体に優しい簡単ごはんとおやつ」を提案しています。

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