【おうちカフェ】元バリスタが教える!ハンドドリップのたったひとつポイントと必要な道具とは

2020/04/22
  • ミニマリスト2児ママ。「せっかち&面倒くさがり」を最大限に活かしてラク家事を追求しています。 もっと見る>>

こんにちは!おうち時間が長い今、おいしいコーヒーとおやつ、夕飯に食べたいものを食べるなど、毎日の楽しみを食べることばかりに費やしている、マツです。シンプルライフブロガーをしております。

筆者は幼児2人の子育て中につき、普段から「優雅にカフェでコーヒータイム♪」はなかなか出来ないのですが、外出がなかなかできない今、おうちで飲むコーヒーもちょっとこだわりたいな~なんて思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、自宅でおいしい本格コーヒーを飲むヒントをご紹介します。コーヒーショップでの店長経験もある筆者がなるべく簡単に淹れる方法を教えちゃいますよ!!
よろしければ最後までお付き合いくださいね!

用意するもの

本記事ではマグカップ1杯分のコーヒーを淹れる方法を解説していきます。まずは用意するものからご紹介しますね。

▼実際に筆者宅で愛用しているものです

□コーヒー豆
□ドリッパー
□ペーパーフィルター
□マグカップ
□計量スプーン(大さじを使います)

コーヒー豆は「中細挽き」もしくは「中挽き」のものを使用してくださいね。お店で挽いてもらう場合は「ペーパーフィルター用」といえば間違いありませんよ。ドリッパーは今やおしゃれなものもたくさん売られていますが、筆者は現役バリスタ時代から100均のものを愛用しています(笑)何年使っているかわかりませんが、お手入れしやすくて気に入っております。ご自宅にコーヒーメーカーがある方でしたら、機種にもよりますが「ドリッパー部分だけ取り外して使う」なんていう裏技的なこともできますよ。

あとはどこにも売られているペーパーフィルターと、家にあるマグカップ、計量スプーンを用意してくださいね。

それからもうひとつ必要なのが、お湯を注ぐときの道具。

筆者宅では家にあるこんなもの(エスプレッソマシンでミルクを温めるときに使うもの。無駄に本格的)で代用しています。

おしゃれな注ぎ口が細く長くついているようなケトルをわざわざ用意しなくてもOK!家にあるものですと、急須や耐熱の計量カップなんかがオススメです。お湯を細く注ぎやすいものであればもうなんでも良いのです。やかんから直接お湯を注ぐよりも簡単なので、ぜひ注ぎ口がすこし細くなっているものがあれば利用してみてくださいね。

では道具の話はこれくらいにして、さっそくコーヒーを淹れていきましょう。

コーヒーを淹れてみよう!!

ペーパーフィルターの準備

▼ペーパーフィルターは、たいてい2辺につなぎ目があります。

このつなぎ目になっている2辺を、互い違いに折り目をつけてからペーパーフィルターにセットするとフィットしやすいです。

こんな感じですね!!

そうしたらドリッパーにフィルターをセットして、マグカップの上に直接置いてしまいましょう!

分量について

今回使用しているマグカップはごく一般的なサイズで、7~8分目まで入れておよそ180ml入ります。コーヒー1杯の分量としてよく記載されている分量がたいていこの量になっていると思いますので、そちらに合わせてコーヒーの粉も準備していきましょう。

▼家にある計量スプーンを使うと、大さじ2杯分が適量

▼大さじ2杯入れたところ

お湯の準備

お湯は沸騰した後すぐのものでは熱すぎるので、前述した計量カップなどにいったんうつすことでちょうどよい温度にできます。一定量しか入らないので、誤ってお湯を入れすぎてカップからお湯が溢れる…ということも防げますね。

一番のポイント「蒸らし」だけは必ず!!

お湯の注ぎ方、ここが一番「?」が浮かぶ方が多いのではないでしょうか!?たしかに、専門書などを見てみると「ペーパーフィルターにはお湯をかけないで」「お湯を細く注いで小さく円をかくように」などそれはもう専門書の数だけ手法や作法がでてきます。
本格的に凝る場合は動画などを見てとことん研究されてもいいのですが…正直に申しまして、そこまでしなくても決定的においしく仕上がる重要なポイントはひとつだけなんです。それが「蒸らし」です。

コーヒー粉にお湯が行き渡ることで、コーヒー粉が抽出準備に入るようなイメージです

コーヒーの粉全体が「湿る」程度にお湯をかけるように少しだけそそぎ、20秒ほど放置するだけ!!

コーヒー粉全体がほんのり湿ってくれたらそれでOKなので、ここでも注ぎ方を意識して緊張する必要はありませんよ。ちなみに20秒ほど放置と申しましたが、目安としては童謡「かえるの合唱」や「チューリップ」の1番を歌い終える程度です。ほかの作業をしながら、多少オーバーしたって大丈夫。気にせず次のお湯を注いでいきます。

あとは溢れないように注意しながらお湯を注ぐだけ

ここまでくればもうこっちのもの!
コーヒー粉が蒸されたおかげで美味しいコーヒーになる準備も万端です。あとは溢れないことだけ意識してお湯を注ぐのみですよ。急須や計量カップを使っているのでお湯が一気にドバーーッと注がれることはないとおもいますので、マグカップの容量をオーバーしないよう気を付けながらお湯を注いでいってくださいね。

もちろん注ぐ際のお湯の細さが細ければ細いほどコーヒーの味を調節しやすくはなりますが、細ければ美味しいということでもありません。まずはそんなことなどあまり気にせずに、喫茶店のマスターになったつもりでカッコつけてお湯を注いでくださいね。(筆者はいつも、つい腰に手を当ててしまいます…汗)コーヒーの香りがキッチンに、部屋じゅうに漂ってそれだけでリラックスできますよ!

お湯の細さがどうしても気になる方は「せめて鉛筆より太くならないように」を目安に調整してみてください。最初は手首がプルプルしそうですが、案外難しくないので大丈夫!

マグカップのある程度の高さまでコーヒーが抽出されたらドリッパーを外し、お好きな飲み方で飲んでくださいね!(ここでも抽出量に神経質になりすぎる必要ありませんよ、多少多くても少なくても、十分美味しくいただけます)

おうち時間に子どもたちが描いた絵を眺めながら飲んでみたりして。

お読みいただきありがとうございます

さいごまでお付き合いくださりありがとうございました!!本記事では、初心者でもかんたんなハンドドリップの仕方をご紹介いたしました。バッチリ道具を揃える必要もなければ、キッチリ分量をはからなければいけない訳ではないのです。最初にコーヒー粉をお湯で「蒸らす」ことだけ忘れずに、ぜひ気楽にコーヒーを淹れてみてくださいね。おうち時間のリラックスタイムにはもちろん、テレワーク中のお供にもおすすめですよ。

この記事が、どなたかの参考になりましたらとても嬉しく思います。

◆記事を書いたのは・・・マツ
シンプルライフブロガー&ライター。東京で単身赴任中の夫と5歳3歳の姉弟の4人家族で、ものを減らしながらラク家事を追って日々試行錯誤中。おいしいコーヒーと甘いものを食べる時間が何よりも幸せです。

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