夏太りしたあなたには食事が足りていない!しっかり摂りたい栄養素3

2022/08/29
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
夏は暑いからやせるイメージがありますが、実は太りやすい要素がいっぱい。
引きこもりによる運動不足、冷房による冷えなどもありますが、夏だからこそ起こる食事の問題もあります。
食べすぎより、必要なものをしっかり食べていない可能性が高いですよ。

体に必要な栄養素が足りないと太りやすい

あまり食べていないのに太った、という話はよく聞きます。
やせたいならできるだけ食べずに運動すればいいという考えも、よろしくありません。

たき火をする時、まきだけくべてほったらかしではあまり燃えませんね。
まきの位置を調整したり、あおいで空気を送り込んだりするのではないでしょうか。
人間の体も、エネルギーとなる栄養素だけでなく、エネルギーの代謝を助けてくれる栄養素がいります。
エネルギーを消費するには、ある程度食べて栄養素を補給することも必要なのです。

摂りたい栄養素1:ビタミンB群

夏はさっぱりしたものが食べたくなり、そうめんなどの白い麺類が中心になりがち。
精製された食べ物は食べやすくなる反面、原料に含まれていた栄養素が減ってしまいます。
特に、エネルギーの代謝を助けるビタミンB群が大切。

ビタミンB群は水溶性で、脂身の少ない肉や魚に多く含まれています。
豚肉ならヒレ肉、魚ならマグロの赤身などがおすすめ。
貝類や大豆製品、玄米なども適度に食べるといいでしょう。

摂りたい栄養素2:ミネラル

夏は体のむくみにより太ったと感じることも。
むくみが気になるからといって水分をひかえるのは危険です。
体内のミネラルバランスが乱れている可能性があるので、ミネラルの豊富な食品を食べるようにしましょう。

特にカリウムは体内の細胞の浸透圧を調整する働きがあり、摂りすぎた塩分を排出してくれるので積極的に摂るようにしたいところ。
カリウムは多くの生鮮食品に含まれていますが、ゆでると溶けだしてしまうため生で食べたりスープにしたりするといいですね。
野菜のサラダやスープ、果物をしっかり摂るようにすれば大丈夫です。

カルシウム不足によって精神が不安定になったり、鉄分不足によって氷が食べたくなったりするのも危険なサイン。
夏は汗とともにたくさんのミネラルが流れ出てしまうので、海の幸などを利用していろいろなミネラルを補給しましょう。

摂りたい栄養素3:タンパク質

「体重は変わっていないのだけれど、少し体が丸くなった気がする」という人は、筋肉が落ちて脂肪が増えたのかもしれません。
夏は運動量が減りやすいので、筋肉量が減ってしまう可能性があります。
涼しくなってきたら、積極的に動くようにしてきたえなおしましょう。
同時に、筋肉の原料となる良質のたんぱく質を摂るようにしたいです。

夏バテ解消のためにと言って脂っこい肉を食べてしまう人もいますが、暑さで弱った体には負担が大きくカロリー過多になりがち。
鶏むね肉などの、さっぱりした肉や魚、大豆製品がベターです。

以上のように食生活に気をつけることが大事ですが、あわせて運動量も増やすことが大切です。
食欲の秋を満喫してさらに太ってしまわないよう、スポーツの秋を意識して少しでも体を動かしてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。

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