出しっぱなしが便利とわかっているけれど……あえてクローズド収納を選ぶ理由
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
出しっぱなしの収納はワンアクションで手に取れる手軽さが人気ですよね。
我が家では、扉つきの家具を使ったクローズド収納が多め。
あえて見せる収納にしていない理由をお伝えします。
もともとは子どものいたずら対策
息子は幼い頃、目に見えるものを何でも引っぱり出して床に広げてしまうくせがありました。
私は息子の後ろをついて回り次から次へと戻さなければならず、さすがに疲れてしまいます。
必然的に、扉つきの収納に頼る結果に。
今でも、食器棚の扉には過去のなごりのチャイルドロック。
いたずらしなくなった今でもつけているのは、別の面での安全を考慮してのことです。
壊れるものと重いものは取りにくいくらいが安心
別の面での安全とは、地震があった時の散らかり防止。
大阪に住んでいる義母がかつての震災で「皿とカップがほとんど割れ、紙袋2つ分を捨てた」と話していたのを聞き、チャイルドロックはつけたままにしようと決めました。
割れたり飛び散ったりしたものが床をふさいでしまうと、片づけが大変なだけでなく避難も難しくなります。
子どもの本もかなり量があり重いものが多いので、扉つきの本棚に保管。
扉にシールが貼られてしまい見苦しいのですが、見た目より安全性を重視して買い替えはしないことに。
重い図鑑を一番下の段に置き、重心を安定させています。
夫は大量の本を持っているため、業務用の鍵つき本棚を使っています。
天井すれすれの高さなので倒れにくいかと思います。
防災のための備蓄品も、扉つきの収納に入るだけにしています。
通路近くに出しっぱなしにしていては避難経路をふさいでしまい逆効果だからです。
寝室にはできるだけ物を置かない
我が家の寝室は、布団を外すと床しか見えない状態。
おしゃれな家具がベッド際にある生活にあこがれますが、特に必要はないので置きません。
深夜に揺れを感じても、あわてて何かを押さえなくていいというのは安心です。
クローズド収納を可能にするには、物を少なくする必要もあるのです。
備蓄品を増やすことにだけ目を向けがちですが、「減らす」という方向にも目を向けるべきかもしれませんね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
整理収納が苦手な二児の母。いかに楽をするかばかり考えています。見映えを重視することはほとんどなく「使えればいい」が決まり文句です。家事をする時間より、子どもと遊ぶ時間の方が長め。