アグボグブロシーを救え!気鋭の日本人美術家コラボのハンドクリーム

2022/12/06
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
水仕事や空気の乾燥などで、手肌が荒れると悩んではいませんか?
手荒れの予防のために、こまめにハンドクリームをぬる習慣をつけたいですね。
今回は、環境問題解決の後押しができる商品を紹介します。

電子ゴミの墓場「アグボグブロシー」

アグボグブロシー。
聞きなれないこの地名は、ガーナの首都アクラにある地区の名前です。
先進国の電子ゴミが数多く投棄される場所として、近年メディアにも取り上げられるようになってきました。

投棄された電子ゴミは、現地の人々によって有用な金属類を取り出すために燃やされています。
そこから出る有毒ガスが健康や環境をおびやかすことが問題となっているのです。

ザボディショップ「ハンドクリーム SB」(税込1,100円)

イギリス発祥のボディケアブランド「ザボディショップ」は、日本人美術家の長坂真護氏とコラボした商品を販売しています。
長坂真護氏は、アグボグブロシーの問題解決のためのアート作品を数多く発表、利益を現地の人々のために還元。
メッセージ性があるだけでなく、力強さを感じさせるアートは高く評価されているそうです。

エシカルな原材料を用いたビューティーアイテムで、人々や社会、地球によりよい変化をもたらすことを理念に掲げるザボディショップ。今回は、アートを通して同じく未来ある持続可能な世界のための活動を続ける、美術家の長坂真護さんとコラボレーションします。創作において大切な素材として使われているのは、世界中からガーナ共和国のスラムへ不法投棄された大量の電子廃棄物。罪のない人たちの生命をおびやかすマテリアルが、あらゆる人へ幸せを運ぶ画期的なアートへと昇華されています。愛と希望にあふれる作品がデザインされた、特別なパッケージにご注目ください。

その作品がデザインされたパッケージが目を引くコラボ商品。
店頭ではとても愛らしい商品がずらりと並んでいて、私はよく使うであろうハンドクリームをセレクト。
両手を上げて何かを頭で支えている男の子の頭部にはたくさんの機械の部品が貼りつけられ、顔の中心部にも何かがくっついています。
これらの部品は、アグボグブロシーから持ち帰った電子ゴミなのです。

裏面の成分表示ものせておきます。
アレルギーの気になる場合はご確認ください。

テクスチャーにも満足

ハンドクリームには柑橘系やフラワー系などの香りもありましたが、私は一番香りがひかえめだったシアバターのものにしました。
ナッツに近い優しい香りです。

手の甲に出してみたところ、思ったほどかたくなくて軽めの力で押し出せます。
油っこくなくて、指で広げるとすっとのびる感じ。

全体にぬり広げると水分のベールをまとったかのようにしっとりとして、べたつかず快適でした。
使いやすさに大満足です。

売り上げの一部は、ガーナの活動支援にあてられるとのこと。
素敵な商品を買うことが応援にもなるというのはうれしいですね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。

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