抜き型って必要?家にあるもので可愛いクッキーをつくる工夫
手づくりのお菓子はおいしいけれど、できれば誰かにつくってもらいたいと思ってしまうサンキュ!STYLEライターのdanngoです。
クッキーをつくるとなれば、可愛い抜き型をたくさんそろえたくなる気持ち、わかります。
ただ管理が大変で時には危険も。
抜き型なしでも可愛く成型する方法を考えてみました。
抜き型で起こった悲惨な事件
可愛い形のクッキーを量産できる抜き型は便利なのですが、時におそろしい事態を招くことがあります。
かつて私の家には大小2つの星の形の抜き型がありました。
娘が2歳の時、私がトイレに行ったすきに娘が一番上の引き出しの奥に隠していたそれを手探りで取り出したらしく、知らぬ間に廊下に並べていたのです。
あろうことかそれを娘がそのまま素足で踏みつけてしまいました。
流血に驚き急いで消毒と止血をおこない、翌日病院でみせて化膿止めの薬をもらって飲ませ、傷は無事治癒。
それでもかかとにはその時の跡がうっすら残っています。
抜き型は金属ゴミの日に即処分、事件がトラウマで再び買うことはないまま今にいたります。
家にあるもので抜く
コップやペットボトルのふたなど、抜き型に近い形状のもので抜くのが最も簡単な方法。
ドーナツをつくるときは、外側をコップで、内側をペットボトルのふたで抜くと簡単です。
紙パックで作成
洗って消毒した紙パックを使って抜き型をつくるのもおすすめ。
星の場合は、等間隔に印をつけて10回じゃばら状に折り1片を重ねてホチキス止めすれば完成。
ハートは端を内側に巻くようにしてホチキス止め。
紙パックでも、きれいに形を抜くことが可能です。
抜いて焼き終わってから気づきましたが、ハートは同じ長さに切った2枚を重ねて一方を内側から止めて巻くようにしてもう一方を外側から止めればつくりやすいです。
おわびして訂正します。
切り目を入れて成型
ナイフで切り目を入れるようにして成型すると、いろいろな形をつくれます。
竹串があれば、模様を入れることも可能。
直線的なものだけでなく、ゆるやかな曲線の形もつくりやすいです。
蛇行する曲線を2本組み合わせると、葉っぱの形を量産できますよ。
抜かずに成型
手のひらの中で生地をまるめて押しつぶすだけでも、愛嬌のある個性的な形がつくれます。
子どもと一緒に、粘土遊び気分でつくれますよ。
生地を円筒形に丸めて凍らせてから、半解凍した状態でザクザク切っていくのも効率的でおすすめです。
均一な形にこだわらなくても、子どもは案外喜んでくれます。
不器用でも親の愛は伝わると信じて、やりやすい方法で作れるといいですね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。