冬に重くなった体がすっきり!春ダイエットで運動や食事制限の前にやりたいこと
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
冬の間、何をするのもおっくうになり重くなってしまった体。
気温が上がり始めた春は、ダイエットのチャンスです。
とはいえいきなり厳しい運動や食事制限は大変かもしれません。
すっきりした体を目指すため、本格的なダイエットの前にできることをお伝えします。
太った自分を肯定する
体重計に乗ってため息をついていても、体重が減るわけではありません。
冬に太るのは、ある程度仕方のないことだと私は思います。
冬眠する動物の場合、秋に食べられるだけ食べて体に脂肪をたくわえてから冬に絶食状態となり脂肪を少しずつ消費します。
たとえ冬眠しなくても冬は食べ物が少なくなるので、野生動物の場合摂取カロリーは減る傾向に。
ところが人間は冬でも食べ物に困ることはあまりありません。
それでも体は自然の法則にしたがい、冬に向けて脂肪をたくわえようとし、厳しい冬を乗り切るために無意識のうちに高カロリーの食物を好んで食べてしまいます。
寒さや食糧不足に打ち勝つために、体は頑張って脂肪をためこんでいたわけです。
秋から冬にかけて太ってしまうのは、自然の法則から考えると悪いことではありません。
太った自分を責めずに、まずは「この脂肪のおかげで厳しい冬を乗り越えられた」とポジティブに捉えましょう。
旬の食材を食べる
太ってしまうのは栄養素の摂りすぎと考えられがちですが、むしろ不足している場合もあります。
体に必要な栄養素が足りていないと代謝がうまくはたらかず、エネルギー効率が悪くなりカロリーの高いものを食べてもうまく消費できなくなります。
結果的に、体は疲れやすくなり使えなかったカロリーが脂肪になって体に残るわけです。
体内の栄養素のバランスを整えたいなら、旬の食材を積極的に食べましょう。
旬の食材にはビタミンやミネラルといった微量栄養素も豊富で、代謝機能を助けてくれます。
太陽の光に当たる
日焼けを気にしてずっと家の中に閉じこもっていませんか?
暖かくなると動きやすくなるので、少しは外に出てみましょう。
激しい運動をする必要はありません。
軽く散歩したり、公園のベンチに腰かけてぼんやりしたりすればいいのです。
日光浴をおすすめするのには、2つの理由があります。
1つは自律神経のバランスを整えられるから。
寒く日照時間の短い冬は自律神経が乱れやすく、中には冬季うつになる人も。
体がだるくなると普通に動くこともままならず、体重が増えやすくなってしまいます。
もう1つは、日光浴によってつくられる栄養素があるから。
ビタミンDは、日光を浴びることによって体内で合成される栄養素。
魚や干しシイタケなどから摂取することも可能ですが、大部分は太陽光によって得られています。
冬に不足しがちだった栄養素を補うことで、体のバランスを整えることができるでしょう。
運動や食事制限によって脂肪を消費させようとするより、冬に疲れた体を整えることが先決。
無理なくすっきりとした体を手に入れられるといいですね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。