長引くテレワーク……椅子に座ったまま鍛えて不調も軽減!
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
在宅勤務が続き、肩こりや頭痛などの慢性疲労に悩まされている人が多いと聞きます。
動かないので太りやすくなるという悩みもありますね。
これらの悩みを解決する方法の1つを提案します。
大学時代は馬術部にいました
私は大学時代の4年間、馬術部に在籍していました。
厩舎掃除では朝早くからスコップ片手に馬の排泄物を集め、馬の手入れでは長い間かがんだ姿勢をとり、時には10キロある飼料袋を倉庫まで運ばなくてはいけません。
そんな中でも腰を痛めることもなかったのは、馬に乗ることで自然と体幹が鍛えられていたからだと思います。
乗馬の基本姿勢を意識してみよう
馬に乗る時に大事なのは、脚力とバランス。
変な姿勢で乗ってしまうと馬の動きについていきづらくなり、落馬しやすくなってしまいます。
基本的な姿勢は、胸を張り肩の力を抜き、なるべく遠くの方を見るようにすれば作れます。
肩と骨盤をつなぐとほぼ垂直になるようにするのが正しい乗り方です。
父からの遺伝でお尻の肉に厚みがあるためわかりづらいですが、私自身の感覚ではこれでまっすぐ。
私はあまり上手でないので、よろしければこちらも参考にしてください。
馬術ではよく「坐骨の真ん中で乗れ」と言われますが、坐骨というのは骨盤の下の方の骨なので「骨盤を立てて乗れ」ということです。
骨盤を立てると姿勢がよくなり疲れにくいという話を聞いたことはありませんか?
馬術の姿勢は体に負担がかかりにくい座り方なのです。
椅子の上にボールを置くのもアリ
普通に椅子に座り、骨盤を立てることを意識するだけでもかなり筋肉を使います。
さらに乗馬の動きを再現してみたい時は、椅子の上にボールなどを置いて不安定な状態をあえて作るとよいでしょう。
ボールの上に腰をおろし、上半身を前後にゆっくりスイングさせる感じです。
激しい運動ではないので続けやすく、自然と体の内側の筋肉が鍛えられるのがわかります。
もちろん、バランスボールが家にあるならそれを使ってみてもいいですよ。
お腹周りの筋肉が鍛えられ、それ以外の筋肉の負担が減るので肩こりや腰痛予防にも役立ちます。
私は子どもの頃から頑固な肩こり症だったのですが、馬術部現役時代はあまり肩こりがつらくなりませんでした。
乗馬をやらなくなってからまたひどくなってきたので、普段から姿勢に気をつけることは大事だと思います。
ただし、すでに腰痛に悩んでいる人は治ってからにしてくださいね。
パソコン作業で気をつけること
腰痛対策のため、椅子に分厚いクッションを置いて作業している人は多いと思います。
それ自体は悪くないのですが、目線が高くなると体が丸まってしまうことがあります。
特に首が曲がり過ぎてしまうと脳にいく血流がとどこおりやすくなり、頭痛の原因にも。
こういった場合は、パソコンの下に台を置いて作業するのがおすすめです。
パソコンの画面を高くすると自然と目線が上がり、画面をまっすぐ見られて作業もしやすくなります。
家でのデスクワークは大変なことも多く、仕事がはかどらなくてイライラすることもあるのではないでしょうか。
あまり根を詰めると眼精疲労を起こすかもしれませんので、適度な休憩も大事ですよね。
長引くテレワーク、体調を崩さないように気をつけながらなんとか乗り切っていきましょう。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。