指先から開運を!爪に優しく高発色のネイルカラー発見
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
カラフルな服のおしゃれは難しくても、面積の狭い爪なら色を取り入れやすいですよね。
エナメルをぬると気になるのが、独特のツンとした臭い。
爪を傷めず鮮やかな色が可愛いネイルカラーを見つけたので、紹介します。
貝の恵み「胡粉ネイル」
今回購入したのは「胡粉ネイル」というもの。
胡粉(ごふん)というのは貝殻を砕いてつくった白い粉のこと。
能面や人形の顔などにも使われています。
その胡粉を配合してつくられた胡粉ネイルは、成分の約20%が水。
有機溶剤を使用していないため、ツンとした刺激臭がありません。
揮発した成分を吸い込んで気分が悪くなることもなく、快適にぬれるのです。
高発色だから開運カラーも取り入れやすい
今年の主なラッキーカラーは、ラベンダー・黄色・ベージュとのこと。
その色に近いカラー「紫陽花」「山吹」「土筆」を選びました。
選べる3本セット、お買い得価格の税込3,000円です。
胡粉ネイルはもともと塗料として使っていた材料を使っているためか、発色が良いのもポイント。
楽天経由で購入しましたが、販売元の上羽絵惣は江戸時代創業の絵具屋。
色へのこだわりは強く、伝統色を中心に数多くの色がそろっていて買う時迷ってしまいそうです。
ぬり方は普通のネイルカラーと同じ。
胡粉が白いためミルキーカラーが多いのが特徴で、絵の具のポスターカラーをはけでぬっているような感覚です。
すぐに乾き、一度塗りでもはっきりと色が出るため不器用な私にも簡単でした。
オフするのも簡単!家にあるアレですっきり落とせる
ネイルは除光液を使って落とすのが普通。
アセトン系の化学物質をつけてしまうので爪に良くないですし、臭いも気になります。
胡粉ネイルは、家にある消毒用アルコールを使って落とすことが可能。
アルコールを含ませた脱脂綿を爪にあてて数秒待ち、軽く滑らせるときれいに色が落ちました。
今、消毒用アルコールはどこの家にもあるので、「除光液を切らしてマニキュアが落とせず困る」なんてこともなくなりますね。
弱点は水に弱いこと
胡粉ネイルは水分が蒸発することによって固まるので、水にぬれると落ちやすくなるのが難点。
洗面器にぬるま湯を入れ、3分ほどひたしてみました。
1分くらいたった頃から、ネイルの表面が一部水に流されて指の上に積もっていく感じが。
手をふいてから爪を軽くこすってみると、ペロンとはがれてしまいました。
軽く手を洗ったり消毒したりするだけでは何ともありませんが、長く水にひたすのはNGのようです。
お皿を洗う時や、お風呂に入る時はビニール手袋をつけた方が良さそうですね。
逆に言えば、水に長くつけておけば簡単に取れるので最悪アルコールなしでもオフできるということ。
たとえるなら、日持ちするジェルネイルは爪に鎧をつけた状態、胡粉ネイルは爪に服を着せた状態でしょうか。
お風呂に入ったついでにはがして、服を着替えるように毎日違う色を楽しむのもありかもしれません。
化学物質少なめで爪にも環境にも優しい胡粉ネイル。
爪が弱い方や小さいお子さんでも、気軽に指先のおしゃれを楽しめますね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。