「何着てもダサい」を卒業したい!ファッション迷子のアラフォーが参考にする本3

2021/09/06
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
もともとファッションセンスのなかった私ですが、30代後半からは体型などの変化によってさらに着る服に悩むように。
雑誌やファッション関連の本を読みあさった中で、本当に役に立ったと思える本3冊をご紹介します。

正直、服はめんどくさいけれどおしゃれに見せたい/のどか

タイトル通り、ファッションに対してさほど情熱はないけれどダサいのは嫌だ、という人にぴったりな本です。
あまり難しいことを考えたくない、初心者向けの本。
ファッション関連の本としては画期的だと思うのが、モデルさんを全く起用していないところ。
コーディネート例がイラストで紹介されています。
おしゃれな猫とアラフォー女子が登場するマンガが随所にはさまれ、面白おかしくファッションテクニックを学べます。
猫が容赦なく「ダサいにゃん」を連発しますが、可愛いから許せてしまうのですよね。
紹介されるアイテムがユニクロなどのプチプラブランドであるのもうれしいところ。
男性のコーディネートやリンクコーデのコツなども書かれています。

〈骨格診断〉×〈パーソナルカラー〉本当に似合う服に出会える魔法のルール/二神弓子

流行の服やおしゃれだと思う服を買っているのに、なぜか自分には似合わないと悩む方におすすめの本。
骨格には「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」が、パーソナルカラーには「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」があり、似合う服が変わります。
自分のタイプを知っておかないと、デザインの良い服を選んで着てもちぐはぐな印象になりがち。
この本では、自己診断テストで自分の骨格タイプやパーソナルカラーを知ることができ、似合うスタイルを提案してもらえます。
パーソナルカラーについては、4つの色調が違うピンク色が印刷されたページがあり、そこを顔にあてることで直感的に判断できる工夫も。

冒頭に3タイプの骨格を持つモデルさんに、似合うタイプの服と似合わないタイプの服を着せた例ものっています。
ストレートのモデルさんが着ると太って見える服もウェーブのモデルさんが着ると素敵に見える、といったことがわかり、いかに服選びが大切かがわかる本です。

色合わせと着こなしの微差で一生おしゃれな人になる/日比理子

ファッション誌に掲載されている、完璧なスタイルのモデルさんの写真を見て「この服はこの身長だから着られるのに」などと思ってしまう方必見。
こちらは、ファッションアドバイザーではあるものの一般的なスタイルの二児の母、日比理子さん自身がモデルになってくれています。
華のある顔立ちではありますが、「近所にいそうなきれいめのママ」という印象。
彼女がNGコーデとOKコーデを見せているページでは、わずかな着こなしの差でいかにダサくもおしゃれにもなるかがよくわかります。

色彩学の知識も合わせて紹介してくれているので、服の色によって自分の気分や相手に与える印象を操作することもできそう。
個人的には、著者が私と同じ1980年生まれで無印良品愛用者であることも身近に感じられるポイント。
プロの知識を交えつつも、体型や肌の衰えをいかに服で解決するか、といったことが書かれていて大いに共感する一冊です。

センスがない人がおしゃれをするために必要なのは、着こなしの知識。
素敵な服を探しに出かけるより先に、これらの本に書かれていることを参考にしてみると良いかもしれません。
一部の本は楽天ブックスで買ったものなので、ぜひ探してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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