正月太り対策にも!腹囲65センチの主婦は料理に○○を使わない
子どもを産む前も現在も腹囲(へそ周り)65センチの41歳主婦、danngoです。
メタボの危機に陥らないよう、たくさん食べつつも食事内容は気をつけているつもり。
料理にカロリー高めなあの調味料を使うことはしていません。
かわりによく使っているものを紹介します。
避けるのは、料理に白砂糖を使うこと
我が家では、料理に白砂糖を使っていません。
一般的に、食べ物は精製されたものほど体に良くないとされていますね。
食材自体に含まれていた栄養素の一部が取り除かれることが多いので、バランスが悪くなりがち。
毒のある食材でない限り、加工しすぎていないものを選びたいものです。
料理によく使うのはきび砂糖。
完璧に精製しておらず、さとうきび本来の風味が残っているとされる砂糖です。
カロリーは100グラムあたり396kcal。
精製度が低いわりに、カロリーは高めなのです。
先日必要にせまられて買ったスティックシュガーのカロリーは、5グラム19kcalでした。
つまり100グラムあたり380kcalの計算になります。
単純に比較すると白砂糖の方がカロリーが少なくヘルシーな印象。
でも白砂糖は成分のほとんどが糖質なので、体に入ると一気に消化吸収されてしまいます。
ミネラルを含むきび砂糖の方が体には優しいですね。
それにきび砂糖には独特のコクがあり、料理に入れると少なめでも満足感のある味わいに。
私は出汁をきかせた薄味の料理をつくるためもともと砂糖の使用量が少なく、おいしそうな色とコクがプラスできるきび砂糖が使いやすいのです。
黒砂糖も時々使います。
色が濃いのですが、きんぴらごぼうのなど少し茶色い方がおいしそうに見える料理には合うと思っています。
黒砂糖になると、100グラムあたり356kcalとなり、上白糖やグラニュー糖よりやや低カロリーです。
和食に合う!おせちの煮物に使うならこの甘味
それでも正月に向けておせち料理をつくる時は、かなり糖分が気になります。
冷蔵庫があるので昔ほど日持ちは気にしなくていいのですが、やはりおせちらしい味を出すためにはいつもより多めの砂糖が必要。
味が濃いとむくみやすくなったりお餅をたくさん食べてしまったりするだけでなく、カロリーそのものも高くなりますよね。
そこで、我が家では煮物などにメープルシロップを使います。
メープルシロップのカロリーは19.8グラムあたり52kcalと書かれていました。
100グラムあたりだと262.6kcal程度になる計算です。
カエデ独特の香りとコクがあり、栄養素も豊富でいろいろな料理に使えます。
ちなみに、メープルシロップには味の異なる4つのグレードがあるのを知っていますか?
春先に採取される樹液からできるメープルシロップは、採取時期の序盤から終盤にかけてだんだん色や味が変わってくるのです。
採取時期の早い方から、ゴールデン、アンバー、ダーク、ベリーダークと続きます。
カロリーはどれも同じです。
スーパーなどでは使い勝手が良いアンバーだけが置かれていることも多いのですが、輸入食品の豊富なカルディでは全てのグレードが売られています。
ゴールデンは希少なため少し値段が高いのですが、お菓子づくりに適しているのだとか。
逆にダークやベリーダークになると料理に使った方が食べやすくなるようです。
今回、おせちの煮物づくりのためにダークを買ってみました。
店頭POPによると、和食に合うそうです。
色を比べてみると、左側のアンバーより右側のダークの方がやや色が濃いことがわかると思います。
色を変えたくない時の最終手段
黒砂糖でもメープルシロップでも問題となるのが、色がつくということ。
色が濃くなった方がおいしく見える料理もありますが、食材そのものの色を生かした方が映える場合には不向きです。
我が家では栗好きの夫が正月に「どうしても栗きんとんだけは食べたい」と言うので、どんなに手抜きしても栗きんとんだけはつくります。
栗とさつまいもの黄色を残したまま照りや粘り気を出すのに重宝するのが、オリゴ糖シロップ。
11グラムあたり22kcalですから、100グラムあたりでは200kcal、かなり低カロリーです。
そのかわり甘さがひかえめでさっぱりしているので、砂糖と併用することが多め。
液体なのでゼリーの甘みづけに使うのも便利ですよ。
パッケージに「お腹の調子を整える」と書かれているため、便秘気味でお腹ポッコリになる人にはおすすめです。
ただしとりすぎるとお腹がゆるくなることもあるので、お気をつけて。
ほとんどの場合、甘いものはカロリーが高め。
基本は薄味にして、どうしても甘みが欲しい時は白砂糖をできるだけ避けて他のものを使うと、少しずつですが確実にカロリーダウンできるはずです。
◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒の味も好きですが、アルコールに弱くわずかしか飲めないのが悩み。