焼き芋の焼き方はアルミあり?なし?おいしさを食べ比べました

2021/11/16
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
焼き芋が好きでよくオーブントースターでつくっている私。
「アルミホイルを巻いて焼く」という方法があるのを時々耳にします。
いつもアルミホイルを巻かずに焼いている私、巻くのと巻かないのでは味がどう違うのか、実際に試してみました。

細い芋を選んで焼いています

ちゃんとしたオーブンを置いていない我が家では、焼き芋はオーブントースターで焼くのが定番。
太めの芋だと頑張って焼いても中まで火が通りにくく、皮がこげやすくなってしまいます。
ラグビーボールのようにコロコロ太っているサツマイモはおいしそうなのですが、意外と料理してみるとあっさりしていて甘さは弱いことが多いのです。
細くてヒョロヒョロした芋はおいしくなさそうに見えますが、焼き芋にすると甘くなりますし、かぶりついて食べやすいです。

アルミありとなしでいっぺんに焼いてみました

普段は、サツマイモを洗う→水気をふく→トースターの中に入れて15分焼く→上下ひっくり返してもう15分焼く、という手順です。
今回は、水気をふいた後に全体をアルミホイルで巻くという手順を加えて、いつものやり方のものと同時に焼いてみました。
大きさもほぼ同じのサツマイモを選んだので、違うのはアルミホイルがあるかないかだけ。

焼き終えた後、手で半分に割って比べてみると、少し見た目が違う気がします。
アルミホイルを巻いていたものは、表面がなめらかでややしっとりしているように見えます。

逆にアルミホイルを巻かずにつくったものは、繊維の部分が飛び出てデコボコしていました。

実際に食べてみます。
緑のペーパーを巻いているのがアルミホイルあり、オレンジがアルミホイルなしです。
アルミホイルありの方は、舌触りがなめらかで口の中で柔らかくつぶれていく感じがします。
甘さはややひかえめであっさりした印象です。
アルミホイルなしの方は、芋独特の繊維が感じられややかみごたえがあります。
少し水分が少ないのか食べ続けるとのどがかわきますが、甘さは強めでした。

個人的に好きなのは

あくまでも個人的な好みになりますが、より甘さがしっかりと感じられるアルミホイルなしの方がおいしく感じられました。
おそらく、この甘さの違いは水分量が関係しているのではないかと推理。
アルミホイルを巻かないと芋の中の水分が逃げやすくなり、ややパサつくけれども甘みは凝縮されるのではないかと。
たっぷりのミルクティーをかたわらに置いて、口の中の水分を維持しながら食べたいと思います。
何より、アルミホイルを巻くのは少々面倒ですからね……。

余談ですが、焼きたてのサツマイモの断面に少しずつバターをぬって食べると、パサつきがおさえられて風味も増します。
口の中で一瞬スイートポテトの味が完成するので、興味のある方はぜひお試しください。
もちろん、しっとり食感を目指すならアルミホイルをしっかり巻いてつくるのもありだと思いますよ。

◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒の味も好きですが、アルコールに弱くわずかしか飲めないのが悩み。

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