休校期間延長…変化に弱い発達障害児のストレスに付き合う

2020/03/24
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
私の住んでいる地域では、休校期間が3月の3日から13日まででした。
ところが、途中で休校期間が24日までにのびたのです。
予定変更を嫌う発達障害児の息子がいる我が家、当然ながら荒れました。
ここまでの状況をお伝えします。

カレンダーを見て「今日から学校」と言い出す

16日の朝、カレンダーを見た息子が「今日から学校」とつぶやきました。
確か休校期間延長が決まった9日に、「24日までお休みになったよ」と伝えたはずなのですが。
忘れたのか、それとも意味を理解できていなかったのか…。
私はあわててカレンダーの平日の日付を指さしながら(土日祝日に学校がないことはわかっています)、「この日とこの日と…この日は学校ないよ!この日はある!」などと説明しました。
このくどいような説明ではじめて、息子は状況を理解したようです。

家に帰るだけで大騒ぎ

休校延長期間に入って2日目、散歩に出かけた後のことでした。
普段は素通りするエントランスそばの宅配ロッカーの前で、息子は停止。
そのまま画面に見入り、ボタンの操作を始めてなかなか離れなくなりました。
これが習慣になってはよくないと思い、腕を引っ張り外に出ました。
手を引っかいたりふりほどこうとしたりしてもがいていましたが、こちらにも意地があります。
ここで折れたら逆効果、と自分に言い聞かせ、渾身の力で暴れる息子を引きずるようにして歩いて行きました。

そうして100メートルほど迂回してサブエントランスから家へ。
家に帰ってからも不機嫌は続きましたが、私が断固として許さないという態度を取ったので10分ほどでおとなしくなりました。

わざと小学校のそばを通るよう出かける作戦

息子が不安定なのは間違いなく小学校に行けないせいだと思った私は、小学校のそばを通るルートで買い物に行く作戦を決行。
12時過ぎだと、学校の裏門の方から近くのスーパーやコンビニにお弁当を買いに出かける先生方に会える確率が上がります。
17時過ぎなら、学校の正門の方から歩いてくる帰宅途中の先生方とすれ違う可能性が高くなります。
そのため、この2つの時間をねらって外出することが増えました。
先生方と「こんにちは」とあいさつするだけでも、息子はうれしそうです。

家の中をくつろげる空間に

暇な時間は公園に連れて行き気を紛らわせていますが、風の強い日には限界があります。
私も息子も花粉症だからです。
だから、家の中でも自然を感じられるよう緑のポスターを貼りました。
効果のほどはわかりませんが、少なくとも私は癒されています。
最終日の学校、楽しめるように頑張ります。

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