あまった布を有効活用!みつろうラップを手づくりしてみよう

2022/11/11
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
何かをつくろうと思って買っておいた布、中途半端にあまったまま放置されていませんか?
捨てるのはもったいないから何かつくりたいと思っても、サイズがいまいちなんてこともありますよね。
あまり布を有効活用するのにぴったりな、みつろうラップづくりにチャレンジしてみました。

家庭科授業用に買った布のあまりでOK

くり返し何度も使えて環境に優しいと話題のみつろうラップ。
市販のものも売られていますが、手持ちの布を使って手づくりすることも可能です。
ハンドメイドが趣味の人なら、中途半端に残って持てあましている布があることでしょう。
私はあまり手仕事をしないのですが、先日息子の家庭科のために買った布がかなりあまってしまうことに気づきました。

綿85%、麻15%でつくられた布です。
コットン100%のものよりややかたく、へたりにくいところが好き。
このカットクロスは110センチ×50センチで税込539円。
猫柄はつい最近、木の模様のものは1年ほど前にユザワヤで購入しました。
布を探していた時、みつろうも発見。1袋1,100円です。
市販のみつろうラップは手のひらサイズで1,000円超えなので、材料だけ買ってつくる方がはるかにお得です。

売られている布はのりづけがされている可能性もあるため、一応軽く水洗いして干しておきました。
買った布以外にも平織りのハンカチや手ぬぐいも使えます。衛生面を考えて、一度洗っておくことをおすすめします。

思った以上に簡単で楽しい

最初に、布を好きな大きさに切りました。
1枚は家にある琺瑯容器を包める大きさに、もう1枚は皿を包むのに丁度いい大きさに。
縦横の長さをはかって面積を計算し、テープにメモして貼っておきました。

その面積をもとに使うみつろうを計算。
3グラムで100平方センチメートルの布をカバーできるそうなので、面積を100で割って3をかければOK。
使うみつろうはキッチンばかりではかって小皿に入れておきました。

次に、アイロンがけ。
アイロン台に新聞紙4、5枚をしき、その上にクッキングシートをしき、その上に布をおきます。
布の上にみつろうを広げてさらにクッキングシートをかぶせ、その上からアイロンをあてていくのです。

弱めの温度にしたアイロンをあてると、「ジュワー」と音がして少しドキドキしました。
確認すると、アイロンを当てた部分のみつろうが溶けたのがわかります。
アイロンを押し当ててすべらせると液化したみつろうが少しずつ移動するので、布のすみずみまでしみこませることが可能。

終わった後は、上にかぶせたクッキングシートをはがしてしばらく放置すると、自然と冷えてかたまります。完成です!
問題なく使えるのか心配になったので、試してみることにしました。

大きい方は琺瑯容器に、小さい方は皿の上にかぶせて密着するか実験。
手のひらの熱で温めながら曲げてくっつけます。
私は手が少し冷たくなりがち(そのぶん心は温かい)ですが、ちゃんとふたをすることができました。大丈夫そうです。

つくる前は大変そうかなと思いなかなか決心がつかずにいたのに、いざやってみると簡単で楽しいことに気づきました。
みつろうが充分でなく用意した布全てを使いきれなかったので、買い足して量産しようかなと思っています。
小さめのものなら、プレゼントにしても喜ばれるのではないでしょうか。
早くもみつろうラップづくりがマイブームとなる予感がしております。

※記事内の表示価格は、とくに記載のない場合、税込表示です。軽減税率の適用により価格が変動する場合もあります。

◆記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。

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