コバエの正式名称知っていますか?生態から考える撃退法

2020/07/30
  • 2児の母。塾講師、学校教師の経験あり。発達障害を持つ息子の子育てに日々奮闘しています。もっと見る>>

昆虫大好き、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
夏に気になるコバエですが、実はコバエという種類の昆虫は存在しないのです。
コバエと呼ばれる昆虫の種類や生態を知り、対策することでコバエに遭遇する確率はぐっと減ります。
家庭でできる基本的な対策をお伝えします。

主なコバエの種類と発生場所

コバエというのは、小さなハエの総称。
大きく分けると、次の4種類です。
ショウジョウバエ……腐った果物やお酒などに集まりやすいハエ。台所によくいるハエです。
ノミバエ……生ごみ、動物のふんなどを好みます。動物性の生ごみについていたらこれ。
キノコバエ……土の上やその近くにいることが多いです。植木鉢にもやってきます。
チョウバエ……排水口などの水回りから発生。風呂場の壁に止まってじっとしていることが多いです。

コバエは、病原菌を媒介する可能性はあまりないのですが、見た感じが嫌だと思う人が多いため「不快害虫」と呼ばれます。

コバエの発生を抑えるには

キノコバエを見たくないなら、植木鉢をベランダに出すのがおすすめ。観葉植物をたくさん室内に置くのは避けた方がいいかもしれません。
チョウバエは排水口を清潔にすればある程度防げます。マンションだと別の家から侵入することも。シャワーの水をかければ殺せます。

より深刻なのは、キッチンによくあらわれるショウジョウバエとノミバエ。
彼らが好むのは生ごみなので、台所にそのにおいがあるとかぎつけてやってくるのです。
ノミバエの場合は腐敗臭の強いものが好きなようで、ペットのふんや赤ちゃんのおむつ、トイレのサニタリーボックスの近くにも来てしまいがち。
逆にショウジョウバエは発酵したにおいが好きで、腐りかけた果物、ジュース、酒などに集まります。

においの強いごみはビニール袋に入れて密閉するか、蓋つきのゴミ箱に入れるのがおすすめです。
三角コーナーも使わない方がいいでしょう。
生ごみが出るたびにビニール袋に入れ、こまめに捨てるといいと思います。

特に頻繁に目にするショウジョウバエは、傷みかけた果物や飲みかけのジュースやお酒にも集まります。
屋外で飲食すると、ビールの飲み口にもやってきます。
夏は飲みさしのものを放置しない方がいいでしょう。
使ったお皿もそのままにせず、できるだけ早く洗ってしまいたいところです。
果物は、常温で保存できても冷蔵庫に。
傷みかけたバナナも大好きなようなので、古いバナナは冷凍するようにしています。

ゴミ箱にもコバエを寄せつけないようにするには

せっかく蓋つきのゴミ箱を買ったとしても、隙間からもれるにおいに引き寄せられてコバエが集まってしまうことがあります。
台所やその近くでは、スプレー式の殺虫剤を使いたくないですよね。
コバエを誘引して殺すことのできる置くタイプの殺虫剤もあるのですが、私は使っていません。
昆虫好きの端くれとして、やはりできるだけ殺さずに解決したいのです。

彼らは直接的には人間に害を及ぼしません。やや不衛生で、見た目が気になるだけ。
ショウジョウバエは変わった突然変異をすることで知られており、飼育も容易なことからさまざまな遺伝子研究に使われています。
生物学の発展はショウジョウバエなしに語れないと思うので、感謝するべきところも。
でも、飼育が容易ということは増えやすいということでもあり、近づけない、増やさないという努力は必要だと考えます。

私が使っているのは「コバエコナーズ ゴミ箱用」という商品。
プロフルトリンという防虫菊の成分に似た化合物と香料が有効成分で、環境にも人体にも優しいといえます。
付属の両面テープでゴミ箱の蓋の裏にはりつけることができます。
ショウジョウバエとノミバエの両方に効果があります。
ミント系の強い香りが生ごみのにおいをマスキングするので、夏場のゴミ問題にも有効。
コバエとは円満にお別れして、快適な夏を過ごしてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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