昆虫マニアが本気で調査!「G」を家に招いてしまう好物とは?

2021/06/21
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

自他ともに認める昆虫マニアのdanngoです。
小さい頃からいろいろな虫が好きだった私ですが、ゴキブリだけは苦手。
今まで殺虫剤に頼って生きてきましたが、これではいけないと本や図鑑を1週間読み続けて本格調査。
憎き「G」を家に招かないため、まずは主な好物3つをお知らせします。

1.ダンボール

ゴキブリは暗くて湿った暖かい場所を好みます。
そういった条件を兼ね備えているのが、ダンボール。
資源ごみとして出すため部屋のすみにまとめて保管している家が多いと思いますが、ダンボールが増えれば保温性が増し、ゴキブリのかっこうの隠れ家となってしまいます。
引越しの時、荷物のダンボールにどこかで幼虫がくっついたり卵を産みつけられてしまったりする可能性も。
荷ほどきをしたら、ダンボールはすみやかに資源ごみに出すようにしましょう。
ネット購入した商品を梱包するダンボールにも似たことが起こりえますので、できればダンボールは長期間ためこまずに回収してもらった方がいいですね。

ちなみに、ゴキブリの卵は卵鞘(らんしょう)というパックの中に複数個入った状態で産みつけられます。
小豆くらいの大きさで、よく見ると財布のように片側がギザギザしているものです。
卵には殺虫剤が効かないので、みつけたら紙などでくるんでしっかりつぶしてから捨ててください。

2.生ごみ

ゴキブリといえば家の中にいるイメージですが、実際にはほとんどの種類のゴキブリが森で暮らし、落ち葉や朽ち木、動物の死がいなどを食べて生きています。
家の中にあるものでそれらに最も近い存在といえば、生ごみ。
生ごみのにおいにつられてゴキブリが集まってくる可能性があるので、夏場ベランダなどに生ごみの入ったごみ袋を置くのは危険。
ゴキブリは夜行性なので、寝る前には台所の排水口に集まったものも含め生ごみを全て集め、ポリ袋などに入れて密閉し蓋つきのごみ箱に捨てるようにしましょう。
生ごみ処理機やコンポストを使うのも良いと思います。
衛生面の対策ができるのなら、ごみ収集の日まで冷蔵庫に生ごみを入れてしまうという手もあります。

3.むき出しの食べ物

子どものおやつにと、クッキーやおせんべいなどをテーブルの上に常備していませんか?
いつでも食べられるようにという気遣いは伝わりますが、ゴキブリにとっても気軽に食べられるごちそうになってしまいます。
布や紙ナプキンをかける程度ではダメなので、きっちり密閉できる容器に入れましょう。
根菜類を常温保管しているなら、かごなどのすき間の多い入れ物はやめてしっかり蓋ができる箱などに入れてください。
我が家では、短期間で食べ切ると割り切って野菜室に入れてしまっています。
見落としがちなのが、夕飯の食べ残しや飲み残し。
放置したまま寝るとにおいの原因にもなってしまうので、眠くても頑張って片づけてから寝ましょう。
気の抜けたビールは大好物らしいので、缶をしっかり水ですすぐことも忘れずに。
ペットのエサも残すと良くないので、食べ切れる分だけ与えてください。

ゴキブリの寝床や食事を提供しないことが、ゴキブリ対策の第一歩。
家にないかどうか、チェックしてみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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