赤ちゃんやペットがいても安心!苦手なアレで「G」を家に近づけない
昆虫好きだけれどゴキブリ嫌い、本気で1週間ゴキブリについて猛勉強したdanngoです。
ゴキブリの好物を家に置いていなくても、ふらりとやってくることもあるはず。
絶対に家に入れたくない、でも強力な殺虫剤は怖いというあなたのために、できる対策をお教えします。
ゴキブリにしか効かない毒は存在しない
現在市販されている殺虫剤の多くは、研究を重ねて人体への被害を極力少なくしています。
とはいえ、「毒性が低い=無害」ではないので注意が必要。
実話なのか定かではありませんが、とある芸人夫婦の話に「ゴキブリ燻煙剤で、飼っていたコオロギが全滅した」というものも。
殺虫剤は昆虫を飼う家では使いづらいのですね。
床に噴射した殺虫剤の成分が間接的に体内に入る可能性も充分あります。
毒物以外でゴキブリの苦手とするものを利用してみましょう。
ゴキブリの苦手な食品・植物
塩
ゴキブリは生きていくために水分を必要とします。
脱水作用のある塩は、ゴキブリの苦手なもの。
もしかしたら、盛り塩も場所によっては効果があるかもしれません。
ハーブ
ミント、レモングラス、バジル、ラベンダーなどのハーブの香りをゴキブリは嫌います。
これらの植物をゴキブリよけに栽培する家もあるようです。
特にミント系の香りは嫌いなようで、ハッカ油を希釈してまいておくと良いという話も聞きます。
塩との合わせ技として、盛り塩にハーブのエッセンシャルオイルをたらすという手もあります。
ゴキブリの天敵
クモ
クモはハエなどの害虫を食べる益虫で、中にはゴキブリを食べるものも。
アシダカグモと呼ばれるものがそれで、胴体の長さが3センチほどある大型のクモです。
実際にはそれ以上に大きく見え怖がられがち。
ゴキブリにとっては恐ろしい天敵で、手あたりしだいに殺戮を繰り返す優秀なハンター。
見つけても殺そうとせず、ありがたいと思って見守りましょう。
エサとなるゴキブリがいなくなれば、クモは勝手に出ていきます。
猫
猫がゴキブリをとることがあるということは、猫好きの間ではよく知られた話。
私も3匹猫を飼ったことがありますが、そのうちの1匹は優れたゴキブリハンターでした。
部屋の中でゴキブリに遭遇することはなくなったものの、夜な夜なベランダに繰り出して外にいるゴキブリをとらえ飼い主に自慢してきました。
夜中に猫を外に出さないのが賢明かも。
その他
ハリネズミや小さなサルなども、ゴキブリを捕食することで知られています。
入手が少し難しいかもしれません。
いずれの場合も、ゴキブリ駆除目当てでペットを飼うのではなく、可愛がることを前提に「ゴキブリがいなくなればラッキー」くらいに思っておきましょう。
最後まで責任を持って面倒をみることが大切です。
最終手段はヒドラメチルノン
どうしてもゴキブリが減らない場合、最終手段として使える殺虫剤が「ヒドラメチルノン」。
昆虫にはよく効きますが、哺乳類への毒性はかなり低いとされています。
「置くだけ」「2回効く」とうたわれているのが、このヒドラメチルノンを使ったタイプ。
何日もかけてゆっくり死にいたらしめるので、死んだゴキブリを目の当たりにすることもありません。
誤食を防ぐため、冷蔵庫と壁のすき間の奥など、決して手が届かないところに置くのがおすすめです。
ゴキブリの苦手なものを知ることで、対策しやすくなりますね。
それだけに頼らず、他の対策も合わせてやっていきましょう。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。