8月もカレンダーの祝日に注意!な件と娘の発したなぞの言葉

2021/08/01
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
2020年11月27日に決定した法改正により、今年はところどころ祝日が変わっています。
みなさんのお手元にあるカレンダーは、改正後の祝日を反映していないものがほとんどのはず。
わきおこる混乱エピソードのついでに、娘の発したなぞの言葉についてもお話しします。

7月19日の休みが消えた?

7月は19日にあるはずだった海の日が22日になったことで、19日が平日に。
子ども達にとって22日は夏休みなのでなんのメリットもなく、学校に行く日が増えたという悲しい事態でした。
それでも先生に念押しされたのか、みな19日の朝は普通に登校していたのですが。
通学路のわきに住んでいるご婦人が「今日学校休みじゃないの?カレンダー、祭日になっていたわよ」と私に疑いの目を向けてきます。
「学校あります。今日祭日じゃないです」と説明して通り過ぎましたが、けげんな表情をされました。

どうやら混乱は全国各地であったらしく、「当日朝平日なのに気づき大慌て」「平日だからと出かけたらカレンダー通りに休みだった」などというエピソードも耳にしました。
ちなみに、7月23日がスポーツの日になった関係で、10月11日の祝日も消滅。
また子ども達が嘆きそうです。

8月11日の休みは9日に移動

例年通りなら8月11日の山の日が8月8日(日曜日)になり、9日が振替休日となりました。
つまり、11日の休みが9日に移動したわけです。
子ども達は夏休み中だからあまり関係ないものの、病院や会社の休みには影響するのでお気をつけください。
我が家は新聞をとっているので、中折り広告とともに入っている月ごとのカレンダーで正しい祝日を確認。
スケジュール帳を書き直そうとにらめっこしていたら、娘が急に「あかぐちって何?」と聞いてきました。

私の書いた「山の日」の字があまりにも汚くて「あか口」に見えたのかしらと思い、「違うよこれは山の日だよ」と言うと「そこじゃない」との答え。
どこかに「あかぐち工務店」とかの広告でも……?と探していたら、娘のさしたのは日付の右側。

「赤口」

「ああ!六曜のことですか!」と思いながらも「これは『しゃっく』だよ」と説明。
(辞書で調べたところ「しゃっく」とも読めますが「しゃっこう」の方がメジャーな読み方のようです)
「『しゃっく』って何?」
「何をするにもダメな日で、他にも仏滅とかあるんだけど(以下略)」
「なんでダメな日なの?」
「六曜ってやつで、昔の中国の人が決めた占いみたいなやつで(以下略)」
「なんで決めたの?」
「なぜと言われても……。いろいろと考えてそうなったんだろうとしか言いようが(以下略)」

娘の質問攻めにあってしまい、自分の無学を恥じた私。
でも調べても、六曜については「はっきりとした由来がわからない」という結論しか出ませんでした。
結局、なぞはなぞのまま。

そしてふと思ったのが、「まだ学校では漢字を教えていないし、私も『口』の読み方は教えたけれど『赤』の読み方は教えていない。曲がりなりにもなんとなく読めたのはなぜ?」
「天才じゃないの?」としばし夫と喜びあいました。
どうやら、国語の教科書に一年生で習う漢字の一覧があり、そこをながめているうちに覚えたよう。
やっぱり、天才じゃないですか。
知識欲の旺盛なところは、少女時代の私によく似ていると思った次第。
長くなりましたが、ただの親バカ報告でございました。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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