コーヒー2050年問題って?おばあちゃんになっても飲み続けたい私の小さな努力
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
皆さんはコーヒー2050年問題というのを聞いたことがありますか?
近い将来、コーヒーが今までのように簡単に飲めなくなる可能性があるのです。
老後も楽しく飲み続けるために始めた小さな努力をお伝えします。
コーヒー2050年問題って?
飲むと元気になれるコーヒー。
毎日の生活に欠かせないという人も多いと思いますが、そのコーヒーが2050年には飲めなくなるかもしれません。
気候変動によるコーヒー栽培に適した土地の減少、インドや中国などの新興国でのコーヒーの需要の高まりなどが原因としてあげられます。
採算が合わなくなることで労働者も減るとされています。
収穫が減れば利益が出せなくなり、コーヒーをつくる人も少なくなるという負のスパイラルです。
コーヒーの不足、価格の高騰が心配されています。
家庭でもできるエコを探そう
地球温暖化を防ぐことがコーヒーを守ることにつながるので、家でもエコを意識した生活をしていきたいもの。
日本は火力発電に依存する割合が高く問題となっているので、まずは節電を心がけるといいでしょう。
ごみを出さない工夫も大切。
コンポストがあると良いのですが、我が家はベランダの狭いマンションなので難しい状態です。
せめて少しでも捨てる前に有効活用しようと、コーヒーかすをかわかして消臭剤として使っています。
市販の消臭剤を買わなくなったため、その分の資源を節約できていると思います。
コーヒーを買う時についてくるパッケージも気になっていました。
先日、試しにカルディ店舗で3COINSの「ガラスキャニスター M」(税込330円)にひいた豆を入れてもらうよう頼んだところ、こころよく引き受けてくれました。
家で200グラム分がちょうどぴったり入ることを確認できていたので、安心して頼めたのです。
これでパッケージごみを減らせますね。
人と環境に優しいコーヒーを選ぶ
コーヒーを選ぶ時に値段やおいしさを気にする人は多いでしょうが、生産者や環境に配慮したコーヒーを選んでみるのも素敵です。
まず、京都に本拠地をかまえる小川珈琲。
有機JASマーク取得のコーヒーやフェアトレードの認証を持つコーヒーを多数そろえています。
有機栽培は自然を守ることにつながり、フェアトレードは適切な対価を与えることで生産者を守ることにつながりますね。
カルディにも、渡り鳥が休めるような森の中でつくったコーヒー、フェアトレードで女性の自立を支援するコーヒーがあります。
コンビニコーヒーならローソンがおすすめ。
レインフォレスト・アライアンス認証を取得し、熱帯雨林を守るコーヒーを提供しています。
カフェコーナーの天井付近にある、カエルのマークの描かれた看板が目印です。
供給不足への対策
環境に優しいコーヒーを選んでも、需要増による供給不足の問題は残ります。
「そもそもコーヒーを飲まなければいいのでは?」と思う人もいることでしょう。
それでもコーヒーが飲みたい時があるのですよね。
飲む量を少しずつ減らし、代替コーヒーも利用してみることをおすすめします。
私が最近気に入っているのは黒豆茶。
ノンカフェインで香ばしく優しい味で、心も体も温まります。
コーヒーが飲めなくなるかもしれないなどと言われると不安になってきますが、できることをやっていけば未来は変えられると信じたいものです。
◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。