オートマチックな日々で脳がサビついていませんか?手軽に鍛える3つのアクション
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
AIなどが発達し便利になる中で、人間が脳をフル回転させて考える機会は減ってきていますね。
毎日がオートマチックに過ぎていくのは楽な気もしますが、脳の衰えが気になります。
物忘れが増えてきた最近の私が、意識して始めた脳を刺激するアクションをご紹介します。
違う道を通って帰る
いつも決まった道ばかり歩いていませんか?
目的地に最短距離でたどりつくということを重視しすぎると、見慣れた風景の中をろくに前を見ることもなくもくもくと歩いてしまいがちです。
毎回とは言いませんが、たまには帰る時だけでも違った道を歩いてみてはいかがでしょうか。
行きとは違い帰りは急いでいないことが多いので、のんびり散策を楽しめます。
周囲の地理さえわかっていれば、いつも曲がる角より手前の角で曲がってみたとしてもさほど問題にはなりません。
感覚だけでだいたいの方向がつかめますし、頭の中で地図を思い浮かべるのも良いトレーニングに。
何より、「こんなところにきれいな花が咲いていたのだ」などという新しい発見があるのが刺激になります。
現金で支払う
電子決済が普及している現在、現金で支払いをするということが少なくなっているようです。
私自身もカードで支払う機会が増え、たまに現金を使う場面になるとあわててしまうことも。
日常生活で計算するのはお金がらみのことが多いので、暗算をする機会も減っているはず。
この頃、娘の算数の宿題をみている時、暗算スピードが昔に比べ遅くなっていることを感じあせりました。
やはり時々は現金で支払うのも脳の体操になるのだと思い、わざと商店街にある現金支払いのみの店に出かけて買い物する日をつくっています。
素足で地面に触れる
子どもが泥遊びをするのを叱る親もいるご時世でとんでもないと思われるかもしれませんが、大人であっても素足で砂や土を踏みしめることは大事です。
靴を脱いで素足で地面に触れると、今まで分厚い靴底にシャットアウトされて伝わっていなかった地面の感覚がダイレクトに入ってきます。
脳の奥底で「カチッ」と別のスイッチが押されたような鮮烈な感覚で、足の裏とはこんなに敏感な場所なのかと驚くかもしれません。
童心に返って砂や土の肌触りを味わうのは楽しいもの。
どうしても状況が許さないのなら、手のひらで石ころや外の壁や木の幹などをなでまわしてみるのも良いでしょう。
ひんやりしたりザラザラしたりといつもとは違う刺激があり、スマートフォンの画面やパソコンのキーボードとは全く異なる感触が新鮮に思えるはずです。
普段なまけている部分を刺激するということは、逆に考えればいつも酷使している部分を休ませることにつながるかと思います。
たまには機械から離れて、脳に心地よい刺激を与えてみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。