いじわるする人の考え方って?行動パターンから見える心の闇
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
特に身に覚えもないのに、いじわるをしてくる人っていますよね。
塾講師をしていた頃にいじわるなタイプの子を見つけることもよくありましたし、私自身が大人になってから知人にいじわるされたことも。
行動パターンを分析すると、「おそらくこうではないか」という部分が見えてきました。
かまってほしい
自分にかまってほしくて、いじわるしてでも気を引こうとするタイプ。
小学生くらいの子どもに多いですが、大人でもたまにこういう人がいます。
さほど友達が多いわけではなく、自由時間になると1人ぽつんと寂しそうにしていることも。
塾講師時代はかまってほしいタイプの子を見つけると、授業前後のわずかな時間にあえてその子のところに行きあれこれと話しかけるようにしていました。
表面上は「なんでそんなこと聞くんですか」などとそっけない態度をとることもありますが、少しうれしそうにするのです。
めげずにしばらく続けていると、心なしか問題行動が減った感じがすることもありました。
うらやましい
相手のことがうらやましいと思うあまり、いじわるしてしまう人もいます。
無意識のうちに「相手の方が自分よりレベルが上だ」と感じていて、いじわるすることによって相手を自分のレベルに近づけようとしてしまうのです。
要は、相手へのあこがれや好意が屈折してあらわれているということになりますね。
こういった感情は誰にでも多少あると思います。もちろん、私にも。
いじわるされた時には「私のことが好きなのか」とポジティブに解釈。
いじわるしたくなった時には「手の届く位置にいるからこそ引きずりたくなるのだ」と考えて励みにしています。
相手が雲の上のような存在であったり、自分に勝っている部分などないと思ったりする場合には、この現象は起きません。
受け入れられない
小さな子どもより、大人によく見られるいじわるの形ですね。
ネット上の誹謗中傷も、多くはこのタイプかと思われます。
多様性の社会と言われますが、世の中にはまだまだ「自分と考え方の違う人を許せない」というスタンスの人がけっこういるようですね。
私自身もこういった人から攻撃されることがあります。
先に紹介した2つのタイプのよりずっと攻撃的で排他的な感じを受けるので、一番傷つくパターンですね。
距離をとるようにすればすぐさま解決しますが、原因に気づかず近い関係のままでいるとより悪化してしまうので注意です。
これらの3パターンにあてはまらない場合、生活の乱れや本人の特性など別の要因も考えられます。
子どもの場合は両親に「スクールカウンセラーに相談してみては」などとすすめることもありました。
大人の場合は他人だと指摘しづらいので、自分や家族が気づくことが大切ですね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。