防災リュックにしのばせたい!多用途に使える便利紙グッズ

2020/08/30
  • 2児の母。塾講師、学校教師の経験あり。発達障害を持つ息子の子育てに日々奮闘しています。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
昨今、さまざまな防災グッズが売られていますね。
でもそんな「防災専用」のもの以外にも、災害時に役立つであろうものも多いのです。
私がおすすめだと思う、いろいろと使えて便利な紙製品はこちらです。

茶道でおなじみの懐紙がかなり使える!

抹茶を飲むのが好きで茶会に参加したことがある人は、着物のえりのあたりに紙の束をはさんでいる光景を見たことがあるでしょう。
あれを懐紙(かいし)といいます。
落雁などの干菓子を出す時や、口をつけた茶わんの端に残ってしまった抹茶をぬぐう時などに使います。
料亭などでは、皿の上にさりげなく敷かれていることもありますね。

そもそも懐紙は何のために作られたのでしょうか?
さかのぼること平安時代、貴族は常に懐紙を持ち歩き身の回りのことを処理するのに使っていました。
ティッシュのように鼻をかんだり涙や汗をぬぐったりすることが多かったようですが、和歌を書きつけるなど、簡単なメモ用紙の役目も果たしました。

当時は「ふところがみ」「たとうがみ」などと呼ばれていたようです。
多用途に使える便利グッズだった懐紙。
現在でも、扱い方さえ知って入ればいろいろと使えるのです。

ティッシュより丈夫、吸水性も○

懐紙は和紙なので、ティッシュに比べてしっかりとした質感があり丈夫です。
かたいので水を吸わないように思われがちですが、そうでもありません。
試しにどのくらい水を吸うのか実験したところ、1枚で5mlの水を吸い込むことができました。
ティッシュ1枚ではどうかと同じように試したところ、やはり5mlの水を吸いました。
吸水性はほぼ互角です。
懐紙の方は、水を吸ってもしっかりとした質感が残っており、濡らした状態でテーブルを拭いても破れませんでした。
ウェットティッシュのように使うこともできそうです。

軽くもんでおくと柔らかくなり、肌触りも良くなります。
よく天ぷらの下に敷かれていることからもわかるように油もよく吸ってくれますから、顔を洗えない時に汗や皮脂をぬぐうのに適していると思います。

他にも使い方いろいろ!知っておくと便利

災害による避難生活を想定した時、他にどのような使い方ができるか考えてみました。
一番に使えそうなのは、皿代わりとする方法。
懐紙は食べ物をのせることを想定して作られていますから、衛生的です。
水があまり使えない場合、紙皿を使うことが多いと思いますが、たくさんストックするのが難しい場合もありますよね。

そんな時は懐紙を折って皿にすれば、お菓子の取り分けなどに使えます。
内側を防水加工した懐紙なら、ようかんなどの水分のあるものでも置くことが可能です。

食べかけのパンなどをテーブルの上に一時置きする場合、ティッシュを敷くことが多いと思われます。
でも、ティッシュは薄いのでやや心もとない感じ。
懐紙なら厚みがあるので安心感があります。

丈夫さを生かすなら、何かを包むという使い方もありでしょう。
公衆電話に電話をかけに行く時など、財布は他の家族に預けて小銭だけ持って行きたいですよね。
ポケットにじかに小銭を入れると、落としてしまいそうな気もします。
そんな時は懐紙にざっくり包めば、小銭がバラバラにならず簡単に持ち運べます。

何かしら絵柄が入っていて可愛いのも、懐紙の良いところ。
すかし模様が入っていたり、花や雪の模様が描かれていたりします。
くたびれた時も、愛らしいデザインにほっとするかもしれませんね。
気になる値段ですが、シンプルなものだと30枚入りで200円台、300円台からあります。
お得なセット販売もあり、ネット通販で購入可能。
たくさん買って余ったら、絵を描いたり折ったりして暇つぶし道具として活用しても。
避難生活経験者ではないのでえらそうなことは言えませんが、持っていて損はない品だと思いますよ。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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