ひな飾りは一区画だけ!できるだけコンパクトに収納する方法

2023/02/08
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
ひな祭りに備えてひな飾りを出すのは楽しいですが、しまう時になるとゆううつになってしまうことありませんか?
大きなダンボールとにらめっこしながら、ああでもないこうでもないと悩む必要はありませんよ。
我が家で実践する、コンパクトな収納法をご紹介します。

風呂敷収納なら片手で持てる

最近は狭小住宅でも無理なく飾れるよう、ミニチュアサイズの透明ケース入りひな飾りが増えていますね。
そのまま出すだけなので、一番楽な方法かと思います。

ただうちは、娘が親達にとって初めての女の子の孫、という事情がありそれなりにきちんとしてあげたい気持ちが勝り。
木目込みではありますが、ちゃんと装束を着たひな人形が選ばれました。
屏風やぼんぼりなどもついています。

家に届いた時はかなりの過剰包装で、両手で抱えるほどのダンボール3箱分にもなり途方に暮れました。
「しまうところがないではないか」と。
悩んだ末、ダンボールや緩衝材は全て破棄。かわりに以前結納の時に使った風呂敷でまとめてみたら驚くほどコンパクトになったのです。

小さなスペースを見逃さない!コンパクトにする小ワザ

ダンボールを捨てただけでかなり小さくなったのですが、さらに調整が必要でした。
シューズクローゼットの棚板の空間に入るようにしたかったからです。
試行錯誤の結果、4つの小ワザを組み合わせることでスペースを小さくすることに成功。

使わない部品を捨てる

ぼんぼりは光らせることができるよう電球やコード、スイッチがついていたのですが、光らせる予定がなかったので処分しました。
これだけでもかなりスペースが縮小。
わきの飾りであまり気に入っていなかったものも、数年間で劣化したため捨てました。

空間のある部品の中に入れる

ひな人形達が座る置きだたみを模した台は、ひっくり返すと裏側に空間があります。
そこで、台2つを重ね合わせてできた内側のスペースに、扇や杓などの小物をイン。
ちょっとした空きスペースもむだなく使います。

へこんだ部分も活用

一番下に収納しているのが、人形の後ろに立てる屏風。
3面あり、端の2面をたたむと中央は重ならず少しへこんだ状態に。
そこに置きだたみの部品の出っ張っている部分をはめこんでいます。
面白いくらいジャストフィットです。

一番下の台は通年出しっぱなし

実は、どんなにコンパクトにしようとしてもできなかったものが。
それが、一番下に置く土台の部分。
縦にしたり斜めにしたりとあれこれ試してみましたがどうにも落ち着かず、開き直って通年出しておくことに。
ひな飾りを出し続けると婚期が遅れるとは言いますが、本体ではなくあくまでも飾るための台にすぎないから大丈夫と思うことにしています。

せっかくだから活用しようと、シューズクローゼットの上に置き、そこを季節の飾りものスペースに。
10月はかぼちゃ、その後アドベントカレンダー、その後は鏡餅といろいろなものを上に置いています。

飾っている最中もすっきり

ひな飾りを出し終えると、とても風呂敷ひと包みに入っていたとは思えない状態。
おびなもめびなも心地よさげです。

うれしいのは、部品を包んだ袋や防虫剤しか残っていない風呂敷を小さくしまえるところ。
ダンボールやプラスチックケースだと、飾った後も小さくはならないですよね。
飾っている最中、シューズクローゼットに空間が増えすっきりするのも気に入っています。

極小サイズのひな飾りも悪くはありませんが、少し大きいのを買ったのなら収納を工夫してみてはいかがでしょうか。
コンパクトにまとめると、出すのもしまうのも簡単で気楽に飾れるようになりますよ。

◆記事を書いたのは・・・danngo
整理収納が苦手な二児の母。いかに楽をするかばかり考えています。見映えを重視することはほとんどなく「使えればいい」が決まり文句です。家事をする時間より、子どもと遊ぶ時間の方が長め。

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