家計はどんぶり勘定でOK!ずぼら管理でストレスを減らそう

2022/10/28
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
やりくり上手な人のお話を聞くと、丁寧に家計簿をつけて定期的に電卓をたたき確認するといった几帳面なやり方が多いように感じます。
私はおおざっぱでずぼらなのでもっと適当なのですが、今のところ大きな問題はなし。
適当すぎるその方法を振り返ってみました。

引き落とし口座はできるだけまとめて分散管理

光熱費はA銀行、保険はB銀行、税金はC銀行から引き落とし、などと引き落とし口座をたくさんつくると管理が大変になります。
残高が多い口座を選び、その口座からいろいろな費用を引き落とすようにしました。

子ども関係の費用は金融機関が指定されていることもあるので、別口座から引き落としになることが多いです。
その場合は、あらかじめメインの引き落とし口座から数万単位でお金をおろして半年に1回くらい入金しておけば大丈夫。
月ごとに入金するのはとにかく面倒なので、長いスパンで収支がだいたい合えば良しとしています。

引き落とす口座はできるだけまとめますが、管理は分散します。
自分1人で管理せず、夫にも一部の口座の管理をうけおってもらうのです。
我が家は夫の方がお金に細かいので、最も引き落としが多い口座は夫に任せ、子ども関係の費用の引き落とし口座は私が管理することにしています。

週予算を立てて現金支払い

費目ごとにこまかく予算を立てる人もいらっしゃいますが、私はそれが苦手。
長期休みの時は食費がかさみ、季節の変わり目は被服費が増えるといった変化があり、どの費用にいくらかかるかを考えるのが嫌なのです。
私は1か月を5週間として計算し、1週あたり1万円以内におさめるというルールにしています。

ポーチに現金で使う1か月の生活費をまとめて入れ、残りのお金を口座に入金します。
クレジットカードで支払うことはほとんどなく、たまにネットで買い物する程度。
ネットでの買い物の料金は、ポーチ内の「生活費」のポケットから「入金予定」のポケットに移して後日まとめて入金します。
大きな買い物をする場合は夫と相談して、夫にお金を出してもらうようにしています。

どうでもいい雑学を1つ

おおざっぱにお金を使うことをよく「どんぶり勘定」と呼びますが、食事をするどんぶりでお金を数えるわけではありません。
「どんぶり」は職人さんが身につけていた「腹がけ」というエプロンのようなものの前についている大きめのポケットのようなもの。
職人さんがそこから無造作にお金を出して支払いをしていたところから、「どんぶり勘定」という言葉が生まれたとされています。

細かく計算などをしないで、おおまかに金の出し入れをすること。昔、職人などが、腹掛けのどんぶりから無造作に金を出し入れして使ったことからいう。

明確な予算を決めずに、手元にあるお金を必要に応じて使うのがどんぶり勘定とも言えますね。
社会が複雑化した現代で全てをどんぶり勘定にすると危険ですが、ある程度余裕を持たせて安全策を講じておけばおおざっぱな管理でもやっていけるのではないでしょうか。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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