値上げラッシュだからこそ考えよう!自己肯定感が上がるお金の使い方

2023/03/19
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
厳しい値上げが続いていますね。
少しでも安く買う工夫はもちろん必要ですが、値段ばかり気にして心がすさんでは本末転倒。
買い物でストレスをためないためにも、自己肯定感の上がるお金の使い方について考えてみました。

自分をもてなすものを買う

プレゼントのように家族や友人が喜ぶものには潔くお金を出せても、自分のものは何でもいいやとなっていませんか?
その気持ち自体は尊いものですが、あまりに自分のことを後回しにして安物ばかりですませていると「自分には安物しか似合わない」という意識がすりこまれてしまいます。

たまには自分をお客さんのように考えて、良いものを用意してもてなしてみるのはどうでしょうか。
何万円もするものでなくてもいいのです。
洋菓子店で買ったケーキや和菓子屋で買った上生菓子などを、日当たりの良い部屋でのんびりしながら食べるくらいで充分満たされます。

ただこれは、頑張った時の「自分へのごほうび」とは違います。
自分に自分でごほうびとしてスイーツなどを買うのを習慣化してしまうと、嫌なことがあった時のやけ食いに変わってしまうことも。
そうではなく、何でもない時に自分をもてなすのが大事です。

誰かの役に立つものを買う

現在多くの店で安くて良いものを買うことができますが、その安さを実現するために何かが犠牲になっていることもあります。
農薬を使って生産効率を上げれば環境が汚染され地域住民に被害が出ることもありますし、過酷な長時間労働によって生産される商品もあります。
最近はそういった問題がメディアで報道されるようになり、危機意識を持つ人は増えていると思うのです。

ある程度良くないなと思いながら商品を買うのは、心の奥に罪悪感を閉じ込めることになりかねませんね。
環境や社会に貢献するもの、いわゆるエシカルなものを買うのは自己肯定感を高めるのに有効です。

フェアトレードのアクセサリー、オーガニックやヴィーガンなど環境に配慮したチョコレート、再生ガラスでつくられた工芸品。
こういったものを買うように心がけていると、手にするたびつくり手の働く姿が脳裏に浮かび、ときめきは長く続きます。
安いものを買った時の高揚感とはまた別物なのです。

使いきれるものを買う

何かを捨てる時に心が痛んだ経験がある人は多いと思います。
その理由を思い返してみると、だいたいは思うように使いきれなかったからなのです。
これ以上使えないと思うほど使いこんだものを捨てた時には、特に悩んだ記憶がないのですよね。

しっかり使いきると、ものに対しての申し訳なさがなくなり自分をほめてあげたくなります。
良質なものを買うことは大切ですが、あまりに高価すぎて使えなくて結局捨ててしまうのでは逆に気分が落ち込みますね。
買う前によくリサーチして、確実に使いきれるものを買うことはとても大事です。

これらの買い方は少しお金がかかることもありますが、自分が満たされることでストレスは減り、衝動買いや無駄遣いをしなくなってきます。
結果的にはむしろ節約につながることもあるので、1回でも試してみてはいかがでしょうか。

◆記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。

計算中