ありがとう!子どもがつくってくれた15分ごはん。子供にとってのごちそうは○○だと知り、驚いた素麺ランチ。
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こんにちは。家庭料理をこよなく愛するapricot projectです。
先日子どもたちが、お休みの日に素麺ランチを作ってくれました。
姉弟協力して作ってくれたのですが、子どもたちが純粋に料理を楽しむ姿や献立をシンプルに考える姿を見ていたら、そこには「美味しく楽しく時短でつくるお料理のコツ」が沢山隠れていて、
「なんだか毎日時間に追われて料理をしているうちに、頭がかたくなっていたな~」なんて反省しました。今日はその日のできごとを、徒然なるままに書いてみたいと思います。
ちょっと個人的な日記のようになってしまいますが…お付き合いいただけたら嬉しいです。
子どもが作った素麺ランチには、時短のコツが盛りだくさん。
子どもが作ってくれた素麺ランチの献立は…
素麺
たたききゅうり
茹でとうもろこし
冷奴
蒸し茄子
でした。
茄子は切ってフライパンに並べて蓋をして蒸し焼き。
とうもろこしは水から茹でて沸騰したら取り出し、
なんとそのお湯で素麺を茹でるという荒行にでて笑、
きゅうりは塩もみして麺棒でめっためたに叩く。笑
あとは冷蔵庫に冷やしていた豆腐に鰹節をかける。
という手順で30分くらいかけて作ってくれたのですが、
どれも味付けは特にせず「素麺と一緒に麺つゆで食べればいいよね」とのこと。
うんうん、最高においしいよ!
それに野菜も、タンパク質もちゃんととれてる!
きっと大人が作ったら15分でできる献立、なんだか自分で作るとなると、「手抜きかなぁ…」なんて思ってしまいそうな気もするのですが、暑さに疲れた体にも食べやすい献立で、本当においしく食べさせてもらいました。
料理を楽しむってこういうことだよね!
作業中、「わーーー!!ママ、見てみて!すごいのがいる!!!」と、たたききゅうりを担当していた息子が呼ぶので、野菜に虫でもついていたかと思って駆け寄ると…
写真のきゅうりを指さしながら、「わに!!!!きゅうりが、ワニになった・・・!!!!」とのこと。笑
本人、お腹を抱えて笑いながら大興奮。どこらへんが爆笑のツボだったのか私にはよくわかりませんでしたが、私もこれくらい楽しむ余裕をもちながら毎日のお料理ができたらな~なんて思いました。
「わーい、ママが最初から座ってる~!」の一言にどきり。
そして、さぁ子どもたちが作ってくれたランチをいただきまーす!と手を合わせた瞬間、
子どもたちが「今日はやったね!ママも最初から座ってごはんだね~!」と一言。
いつもバタバタと作りながら食卓に料理をだして、とにかく食べさせることに必死で、後片付けが楽になるようにと中途半端な作業を片付けてから席についていた私。
「みんなで食べるとごちそうだね~!」という子どもたちの言葉に、そうか~頑張って豪華なものを作ったり品数を増やすことよりも、子どもにとってのご馳走って本当は他にもあるのかもしれないなぁ…とはっとしました。
実は麺つゆをひと工夫。
そして最後に…実は今回の麺つゆ、おうちにあるもので自家製してみました。
素麺を茹でる、とうもろこしを茹でる、はすでに経験済みだったお姉ちゃん。
何か新しいことを1つ挑戦してみたいというので…めんつゆ作りに初挑戦。
「おうちの中から、めんつゆの出汁に使えそうなもの、集めてごらん~」とちょっとクイズ形式でお願いしてみたら、
鰹節、干ししいたけ、昆布を選んでくれたので、そこに醤油とみりんを同量入れて、ほかの料理を作る間に煮だしてもらい、あっという間に麺つゆを完成させてくれました。
麺つゆに体に良い素材がたっぷりと使われていたら、シンプルになりがちな素麺も安心して食べられるなぁ~なんて、ここでも時短で栄養をとるヒントを発見!
夏休みが始まるときには、10分で作れる自家製麺つゆを常備しておこうと心に決めました。
とりとめもない日記を、最後まで読んでくださりありがとうございました。
茹でるだけ、切るだけの夏野菜と一緒に食べる素麺ランチ、これからの季節におすすめです!
記事を書いたのは…apricot project
2児の母。「軽やかな気持ちでキッチンに立つ」ことをモットーに、家庭用理の手書きレシピの発信やワークショップ運営をしています。また、日本全国のものづくりを訪ねて勉強&商品開発をしています。