全農部、今年度も始動です!

2020/05/18
  • 元ブラック家計。年間貯金0円から家計を立て直し年間貯金100万円を達成。小学生3人の母。もっと見る>>

こんにちは、全農主婦記者のoshimiです。


さて!今年度も全農部が始動致しました!

昨年に引き続き、今年度も主婦記者として活動させていただけることとなり、とても嬉しく思っています。

全農さんの勉強会で学んだことを、皆さんにわかりやすく伝えられるよう(だけどこれがなかなか難しいのはなぜなの~~~)今年度も責任を持って頑張っていきたいと思います。

そして今年ですが、コロナの関係で、都内に出ることが難しく、全農部初のオンラインキックオフミーティングとなりました~!!

今年はオンラインキックオフミーティング

私はコロナでも関係なく仕事をしに外に出ている身なので、オンラインなんて全然やってなくて。

この間友達とやったオンライン飲み会くらいしか活用してなかったんですが、オンラインってめちゃくちゃ便利じゃないですか!!!

これがもっと浸透していけば、人が移動する機会も少しは減って、二酸化炭素量が減って地球にやさしいんじゃないの。
って、なんか一人壮大なことを考えるほど便利!を感じましたよ。

って、話が逸れましたが、今年度はメンバーが変わり、新しいメンバー3名の方もオンラインで初めて顔を合わせました。

皆さん「食」への意識がとっても高くて、多分私なんかより全然沢山のことを知っているとみました。
新メンバーの皆さんからも、今年はいろいろなことを学んでいけそうな予感です。

日常が日常じゃなくなった今年

で、今年度の私の思うこと。

まず、今までにないこの「コロナ」という見えない敵と戦っていく中で。
いつも当たり前のようにまわっていた日常という歯車が少しでもずれ始めると、ほんっとうに世の中はまったくまわらなくなるんだなということを、痛感している私。

仕事だってそう。
コロナが原因で畳まざるを得なくなってしまったお店を見ると本当に切なくなる。

その中で、人って生きていく上で、どの活動が1番大切なんだろうって考えたら、そりゃマスクだって今はすんごく大事なんだけど、
「食べ物」
これがなくなったらどうしようって、一瞬でも皆さん不安がよぎりませんでしたか?

私は緊急事態宣言が出る週くらいかな。トイレットペーパーが買えなくなったあたりに本気で不安になりました。

食べ物がスーパーになくなったら、ここにあるこの財布の中のお金なんてなんの意味も持たないなって、思ったんですよねぇ。
あの、空っぽのトイレットペーパーの棚を見つめながら。






日本の自給自足率の弱さを初めて感じる

そこで、ある日ふと見ていたテレビのインタビューで「わぁお!」って本当口に出しちゃったくらい衝撃的な話があって。

それは、とある飲食店の店主の方が言っていた言葉なんですが。
「このご時世で、輸入野菜が購入できなくなってしまっている。割高な国産野菜を購入しなければいけなくて困っている。これじゃあ赤字だ」

この言葉の意味、みなさんはどう考えますか?

●経営をしていくには安い輸入野菜を購入しお客さんに提供していかないと、店側の採算がとれないという現実。
●国産野菜を購入しなきゃいけないのは困ってしまう店側の現実。

っていうか、わかる、店主が経営していく上で、やっぱり国産野菜を提供すると採算があわないことはまぁわかるよ。

私だってスーパーでなんでこの太いメキシコ産アスパラが198円でこのひょろひょろの国産アスパラが298円なんだって、春になるとよく固まってるから、やりくりする意味でのその葛藤わわかるの。

だがね、国産野菜を購入するしかなく困っているみたいなね、なんか国産野菜って高くていや~ね~みたいな、国産野菜が悪者にされちゃってる演出感にね、「な、な、なんでやねーーーーん!!」ってひとり熱くなっちゃってね。

ひどいじゃないのよ、こんな夕方の主婦が見る時間帯にそんな放送するんじゃないわよぉぉって悲しくなったのです。

だってこのインタビュー、日本の食の問題点がぎっしり詰まっていると思う。
●日本の飲食店の多くが輸入食材に頼り切ってしまっているかもしれないこと
●輸入食材があることが当たり前になっている世の中だということ
●輸入食材がないと困ってしまう日本だということ

日本でもたくさんの作物が育っているわけで、食材がないわけじゃないのに、こうして困ってしまう人がでてしまうこの仕組みにこそ問題があるわけで。
なんで輸入食材が安くて、国産が高いというアンバランスなことがおきているのか今こそ考えてみてほしい。

私が国産のものを手に取る理由と、しつこく国産の話ばかりするのは、やっぱりここなんですよね。

国産だけが美味しいから!とか、体にいいから!とかじゃなくて、
生産者の皆さんを応援したいからということと、子どもたちが大人になった時に今よりももっと国産のものが手に取りやすい未来になっていてほしいから。これです。
だって私、アボカドはさ、外国産の買うし、この間もニュージーランド産のりんご買ったし。絶対国産!っていうわけでもないから。

こんだけ熱弁した後も、美味しい美味しい母の田舎の新潟のアスパラを使ったガーリックバター炒めの後ろにいるのは、惣菜のコロッケとメンチだし。
これこそ絶対国産じゃないもんね。汗
だから絶対とは思っていないの。
自分も苦しくなるし、店主の人じゃないけど財布も苦しくなるから。苦笑

ただ、選択できるときにはできる限り国産を手にしている。そんな感じ。

台所から伝えたいこと

というわけで、私が伝えたいのは、コロナを機にというのもなんとも悔しい思いがしてしまうんだけど、今回のこの騒動で見えてきた部分って少なからずあると思うんですよね。

そんな中で、自分たちが口にする食べ物を自国で作り自国で消費していく大切さというものを1人でも多くの方に気付いてほしいし、そんな流れになっていけるように微力すぎる力ではあるけれど、そういった気持ちを、私は家の台所から発信していきたいなって思っています。

ちょっと話が逸れるんですが、コロナが拡大する前に「サバイバルファミリー」っていう映画を子どもたちと観たんですが、これがまさに今現在パニックになってしまう日本の状況と一緒!って私はすっごく感じて。

この映画を観た率直な感想が、「私、自分の力で生きてるんじゃなくて、生かされてるだけなんだな」だったんです。
そんな真面目な映画でもないんですけどね、苦笑

冒頭に言ったような、財布にどれだけお金があっても、どんなにいい家に住んでいても、最後に生き残れる人は生きる力がある人なんだなって感じたんですよね。

そして、命をいただくという描写もあり、生きることと食べることをすっごく考えさせられる話で。

もし時間あったら観てみてください。

我が家の家庭菜園、今年も始まっています~。
これは1か月前かな。じゃがいもはもうぐぐんと伸びていますよ~。

こんな感じで、家での家庭菜園は今年も変わらず楽しんでいきたいと思っています。
また今年も、自分自身に新たな学びがあるように。
そしてまた、ひとつでも皆さんに気付きを与えられる記事を書いていけるように
今年度も楽しみながら頑張りたいと思います!


***この記事は編集部の依頼によりモニターとして書いています***
***掲載の体験談は個人の感想です***

■この記事を書いたのは・・・全農主婦記者oshimi
パートで働く、小学生3人の母。主婦歴11年。その半分を散財赤字家計で過ごし貯金はゼロ!と胸を張っていた時代から、ようやく貯金に目覚め現在は我が家なりの心の満足度を高めていける心地よい暮らしを模索中。

計算中

関連するキーワード