金銭感覚の合わない夫と暮らしながら貯金額年間100万以上を達成させる方法

2020/07/16
  • 元ブラック家計。年間貯金0円から家計を立て直し年間貯金100万円を達成。小学生3人の母。もっと見る>>

こんにちは。
やりくりには非協力的!金銭感覚が全く合わなすぎる夫と暮らすサンキュSTYLEライターのoshimiです。

全く合わなすぎると言いつつ、数年前までは毎月赤字で貯金ゼロ!だった私。

だから夫の金銭感覚のヤバさに救われて、私のやりくり能力のなさを誰にも責められなかったことだけは唯一夫に感謝するところ。苦笑

私もどちらかといえば確実にお金には弱い方なのですが、本腰入れて貯金をしよう!と思い立った時に、金銭感覚の合わない私たち夫婦がまずつまずいた壁。
「価値観が合わな過ぎて、話し合いは喧嘩にしかならない」という事実。

ひたすらにゴールのない話し合い、もはや言い争い。

金銭感覚が致命的に違う。相手に協力してくれる素振りが全くない。
これは安定した貯金を確立させるのにものすっごく不利になるのです。

最初は折り合いをつけることも面倒で、自分だけが我慢してみるけどそれもそれで腹立ってくる。

だからといって自分の意見ややり方ばかりを相手に押し付けても
お互いストレスにしかならない上なぜか貯金も増えないという負のスパイラルにドハマり。

なぜだ。世の中には普通の金銭感覚を持った人間だって五万といるだろうに。
なぜ私はこんな悩みを抱えて生きているんだ・・・

と、街中の誰とも知らないご夫婦や家族を見ながら
羨ましすぎて涙するくらい他人と比較し自分を卑下した時代を乗り越え。

ついに、ついに我が夫婦も(いや、私だわ)
お互いノンストレスで安定した貯金を確立することができるようになりました!

というわけで、つい最近ようやく。
我が家流の方法を導き出せた気がするので、こんな人もいるのね~と思って読んでみてもらえたら嬉しいです。

彼は彼、私は私である。

この歯磨き粉。

これがもう我が家のやりくりの分担を物語っているといってもいいかもしれない。

私は最後の最後まで、歯磨き粉がギューッと絞っても出なくなるまで使える人です。

だから夫ももちろん同じようにするべきだと思って、最後の最後絞り切るまで新しいものを出さないでいました。

でも、夫はいちいち絞り切ることが面倒。
それでも長年、私のやり方を強要していたわけですが、
あるときため息交じりに夫に言われた言葉
「貧乏くさくて本当嫌になる」の言葉にハッとした。

男の人とひとくくりにするのも違うかもしれないけど、
こういう普段の一コマが、もしかしたら仕事や私生活への士気を奪っているのかもって思って。

「俺の稼ぎじゃ、歯磨き粉をここまで絞らなきゃ捨てちゃいけないのか」みたいな。
少なくとも夫はそう感じちゃうんだなと気づいたのです。

それに、絞り出すのって面倒。
面倒なことを強要されるのって嫌よね。

というわけで残り少なくなったら、新しいものをすぐに出すようになりました。
でも私は、古い方を使い切るまで使って捨てます。

私にはストレスじゃないけど相手がストレスになることは強要しない。

夫のお小遣いに娯楽費を組み込む

夫のお小遣いですがお給料の1~2割。という黄金比を覆し余裕のある額を渡すようになりました。

これは渡すでもあるし「半夫婦別財布」とも言っていいかも。
こちらは生活費、固定支出費として毎月決まった額をもらう。
夫の手元のはっきりした残額は私自身も全く把握しません。

あえてこのスタイルとした事にはいくつかの理由があって。

まず大きい理由のひとつとして我が家の夫。
頑張って働いた対価が目に見えてわかることで、これからも頑張ろうと思える人だということ。

夫が満足できる金額を手にして、それで夫に心の余裕が生れるのであればその方が私が断然、ノンストレスでいられると思えるようになりました。

以前はギリギリ額を渡して、足りなくなるたびに「飲みに行くから1万ちょうだい」だの「これが欲しいから何万ちょうだい」だの毎週末の「外食に行こう」だの、お金って無限に湧くとでも思ってんのか!っていうやりとりで喧嘩が絶えなかったのです。

そう、だって夫は自分でお金の管理してないんですもん。
使えばお金が無くなるかという流れが全く見えてなかったから、「もう渡すお金はない!」と言われるたびに喧嘩になってたんです。

ですが今は、以前より余裕のある額を手にする夫にある交換条件を提示。

その全額、自由に使ってもらう代わりに家族でのレジャー費や外食費は基本そちらで負担をよろしくね!としています。

よくよく考えたら私が夫との金銭感覚が全く合わないなと思うシーンって基本的に、外食だったり家族旅行での娯楽費にあたるものを使うとき。だったんですよね。

毎週末の外食代は月にしたら数万となり、家族旅行でも湯水のようにお金を使い。
いつも財布の残金を見てハラハラしたり、翌月のカード払いで支払い額に怯えたりの日々。

で、このやり方にしたらおもしろいくらいに貯金が安定して増えだして大きな支出に怯えることもなくなった。
何より私のストレスが全くない!

家族の娯楽費は夫に多めに渡したお小遣いから支出、管理してもらう。
これ、同じような悩みを持つ方がいたら1度試してみてほしい!

楽しむ貯金でお互いの共通目標を立てる

自由なお金のある夫ですが、根っからの散財体質なので貯金というものが本当にできません。

私がせっせと貯めている年間貯金に対しても「何が楽しくてそんなことしてんの?」くらいな反応。

そんな夫に貯金練習として提案したのが、
「家族旅行貯金を共同で始めよう!」という共同貯金方法。

規模の大きな家族旅行を1年に1回しよう!
という目標を立て、お互いにその目標額を貯められたら旅行に行きます。

この年は、「2泊3日の大阪旅行」

娯楽費担当となっている夫ではありますが、何から何までよろしくねというスタンスでいられると、やっぱりちょっと面白くなくなってくるらしい。(でもその感覚なんとなくわかる)

そこで、「私も頑張って貯めるからそっちも頑張ってね!お互い頑張ろう!」という協力して頑張るスタイルに。

これの良いところが旅行中にも現れる。
お互いで貯めたものだから、旅行でのお金の使い方も無駄にしないようになってる気がするんですよね。

夫の場合は将来のための貯金とかじゃ1ミリも心が動かない人なので。苦笑
すぐ先の楽しみのための貯金としたこともよかった。
そのおかげで私も、1人で貯めることなく2倍の貯金額を達成できるし大好きな旅行でリフレッシュもできるし。
この共同目標を作ることもすごくオススメ。

夫の嗜好品をケチらない。

お金が全く貯められなかったころの喧嘩の内容に、
「ビールが理由」ということが多くあって。

何かというと、発泡酒をストックしていると夫がブチ切れます。爆

だって、発泡酒の倍近くする本物のビール。
これさえなければ・・・これぞ無駄金。としか思えていなかったんですよね。

でも、結局。
あんまりにも毎度嫌な態度をとられることに嫌気もさして、こっちが折れた形になったのですが、よくよく考えたら1ケースの差でいうと、1500円くらいなんだよなと。

これをケチって相手がストレスを感じるのなら、むしろ発泡酒に払うお金こそ無駄になるなと思い。

でも私だって何でもハイハイ素直に言う事を聞くわけではない。苦笑
今ではいかいにこのビール代を削減できるかを考え、
新聞屋さんの御礼でいただけるものにこのビールを頼んだり

ドラッグストアの金券が発行されたら、それをビール代などに充てて少しでも現金の支出を減らせるように頑張ってます。

そんなわけで、相手の嗜好品をこっちの都合で勝手にケチっても、そんなに貯金額も変わらなければお互いのメリットもそこまでないかもっていう話。

夫の好きを否定しない。

これはもう結婚生活とは、みたいな話にも通ずるのかもしれませんし。
先に言ってしまえば否定したいところだらけだわ!っていうのも正直なところですけど。笑

夫の好きなことを否定しません。

結局何が言いたいかっていうと、夫の考えを頭ごなしに否定せずに。
できるだけ相手の考え方も尊重しながら自分のできることを考えて動いていく方がスムーズだった。
ということ。が1周回ってわかったってかんじです。

例えば金運に命懸けるくらいな夫。
あるとき風水の話をしたらすごく喰いついて。
「こうしてほしいこと」は風水に絡めて「こうするといいらしい」に置き換えて伝えると忠実に守ってくれます。苦笑
だから、相手の好きを尊重していくとそこからうまれるメリットもあるかもって話。

もちろん話し合い(になってるかは謎)は何度もしているし、喧嘩も何十回もしてるし、ここまで聞くと夫だけが好きな事してるだけでは?と思われるかもしれませんが、いやそうでもない。

夫がやりくりに興味がなくて自分だけが頑張らなきゃいけないことがツライというより、夫に私の考え方ややり方を押し付けても相手はストレスになるだけでお互いにいい影響にならないという事の方が辛かったんですよね。

なので、夫の考えをできるだけ受け入れて、それに合わせて自分ができることをやっていく方が、ストレスもなく合理的だなと思ったということ。

我が家の最近のやりくり事情はこんな感じに変化中です。

そんなわけで今はなんとなく役割分担をしつつ、
私は私のできることをコツコツとやっていくこととします。

■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターoshimi
パートで働く、小学生3人の母。主婦歴12年。その半分を散財赤字家計で過ごし貯金はゼロ!と胸を張っていた時代から、ようやく貯金に目覚め現在は我が家なりの心の満足度を高めていける心地よい暮らしを模索中。

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