【高校野球】昭和とは違う!令和の球児のアレコレ3選

2023/08/01
  • 食育指導士。スポーツ兄妹を食でサポートするママ。食と主婦歴20年で得た家事コツを発信しています。 もっと見る>>

野球かあちゃん歴9年目、サンキュ!STYLEライターのohanaです。
夏の風物詩のひとつ、高校野球。大会が始まって100年以上が経ちたくさんのスター選手を輩出してきましたね。
そんな高校野球も近ごろでは様変わりしています。高校球児をもつ母ライターが実際に身近で見て感じたことをご紹介します。

丸刈りじゃなくてもいい

高校球児=丸刈りのイメージがありませんか?
試合で他校の選手に会うと帽子をとってあいさつをしてくれますが、その頭が丸刈りではない学校が多くなってきている印象を受けます。
実際に高校野球連盟の調査結果でも数字として表れています。背景には思春期高校生の「見た目のおしゃれ」の意識が高まっていると感じます。
そのため、「野球をやりたいけど丸刈りはいや」を叶えてくれる学校を志望する生徒が多くなり、丸刈りを廃止する学校が増えてきているようです。

女子マネジャーがいない

野球部に限らず運動部では部員とマネージャーの恋愛がつきものですよね。ここにも異変が起きているんです。共学でも女子マネージャーのいない学校が増えてきています。
理由はさまざまありますが、異性にうつつを抜かして練習に身が入らずけがをしたり目標が恋愛へすり替わってしまうこともひとつにあげられます。
また、サポートしてくれることが当たり前になっている現状があります。
ユニフォームの背番号の縫い付けを例にあげると、大会でつける背番号はチームの代表の証であり選ばれなかった選手の思いを背負う大変重みのあるものです。それをマネージャーに縫ってもらったものを着ては気持ちが十分に入らないと考える指導者もいます。自分で一針一針気持ちを込めたものを着ることで自ずと意識や自覚が出て良いプレーにつながってきます。
ちょっとぐらい曲がっていても努力の証だと微笑ましく見ています。

練習も時短

学校によっては遅くまで授業があったり、グラウンドが遠くバス移動に時間がかかったりという理由で練習時間が短くなっています。
こういった物理的な理由ではなく、あえて短い時間で集中して練習する学校も増えています。
平日の放課後の場合、1~2時間全体練習をしてその後は個人練習。個々の課題の克服のためやほかの選手との連携の時間に使います。
個人練習の成果を翌日の全体実戦練習で試し、結果が出れば継続できるようにさらに練習したり新たな課題に取り組んだりと個人の能力向上につなげています。
野球はチームスポーツですが、個々の力が底上げされることがチーム力の向上になっています。


ご紹介した内容を踏まえて改めて野球をみると見方が変わってくるかもしれません。ひたむきに努力する彼らの雄姿をぜひ球場に足を運んでもしくはテレビの前で応援して下さいね。

■この記事を書いたのは…ohana(おはな)
全国転勤族の妻。高2、小6の母。食育指導士。アスリートフードマスター3級取得。
野球観戦が大好き。夏は昼間は高校野球、夜はプロ野球を観て心の栄養補給をしています。

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