家事

【子育て】家事力高めのわが子の話

2023/10/14
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
我が家には、子どもが4人います(だいぶ大きな…笑)。

我が家の子ども達は、家事をよくします。私はそれを『当たり前』と思っていたのですが…
意外と周囲には驚かれます(そして、私は驚かれることに驚きます)。

そこで、私がどういう風に子育てをしていたかを振り返ってみようと思います。
何かの参考になれば、幸いです。

そもそも『お手伝い』じゃない

家事

私は、主婦ですが私の仕事は『家事』ではありません。

それは、昔ママ友さんに言われた言葉がきっかけなのですが…

「家事を夫がした時、私は『ありがとう』とは言わない。だって家事は私だけの仕事じゃないから。お礼を言うと『家事は私(←友達)の仕事』と認めることになるから」

私の母は、専業主婦で家事をすべて一人でしていました(長期休みに子供には手伝わせていたけど、父に頼ることは皆無でした)。父はそもそもとても忙しい(いわゆる仕事人間)だったので、手伝う暇もなかったのかもしれません。

私の夫も忙しい人なので、家事をさせることに罪悪感を感じていました。
でも、この友達の言葉で目からウロコがポロポロ落ちた感じでした。

そうなんです!『家事』は、生活を心地よく安定しておこなうために全員が協力してしなければいけないことなんです。だから、私は今でも夫が家事をしてもお礼は言いません。ただし、気持ちよく家事をこなしてほしいので夫がしたことだけしてもらってます…笑。そしてお礼は言わないけれど、家事をする夫のことを『偉大な父だ。本当にいい人だ』と子どもの前で夫に聞こえるように(←ここがミソ)伝えています。

余談ですが、そんな感じで休日のお風呂掃除とトイレ掃除は夫の仕事となっています…笑

子ども達にも、

「お父さんの仕事は会社にある。あなたたちの仕事は学校へ行って勉強する(←勉強しているかは、さておいて…笑)。私の仕事はあなた達(子ども達)のサポート。つまり、家事は私の仕事ではない。家族みんなですることよ。」

という内容のことを、子ども達が大きくなって説明をしています。

感情的にならず、説明をすると意外と子ども達は理解してくれました。

一番大事なのは、多分本人(私)がそう思い込んでいたことかなと思います。。

家事を習慣づけすることは忍耐

家事

子どもにとって、家事をしたくなくなる大きな要因は「家事をしたら、怒られた」という経験なのではないかと思います。
確かに、忙しい時に限って子どもはお手伝いしたいと言ってくるし(ありがたいんだよ…ありがたいんだけどね…みたいな複雑な気持ちになりますよね…笑)、自分(大人)がした方が絶対早いし…と葛藤してしまうこともあると思います。

こんな偉そうなことを書いていますが、私が子ども達からのお手伝いを断らなかったのは、単に断ることすらめんどくさかったからです(…スミマセン)。
当時の私は、夫が多忙を極めており両親は遠くに住んでおり、本当に日々ネコの手でもイヌの手でも赤ん坊の手ですら借りまくりたいと思っておりました。

本当に手が足りなくて、小さかったわが子たちの手を借りまくっていました。たまに、私が髪の毛を振り乱して色々な作業をしていたので(笑)勢いで家事の手伝いをしていたのかもしれません。

ただ、私が家事をしている時に全く別の作業をお手伝いしてくれるというありがたい申し出がある時があります(例えば、ご飯を作っている時に「明日用の食パンを焼いてあげる」と言われる…など。←当時の子どもだけでさせると床が粉だらけになる…涙)

キラキラしたお目目で、そんな発言をされた瞬間…母は白目になります。。

しかし、そこで「忙しいからあとでね」と言ってしまうと色々とややこしいので(泣)、覚悟を決めてお手伝いをしてもらいます(そのあとの掃除は必須)。

これを耐えれば、(そして「またお願いね」と言えば)家事力はあがっていく…ような気がします。

勝手に子どもの得意を決める

家事

これは、私の母直伝なのですが…

私は3人きょうだいの長子です。比較的勉強が苦手だった弟に

「お姉ちゃんに聞きなさい。お姉ちゃん人に教えるのうまいから。」

…と言ったんです。今、考えても本当に疑問なのですが…私それまで特に人に何かを教えたことなかったんです。
しかし、母のその言葉が刻まれて…最終的に塾講師になりました(笑)

母の言葉の呪縛…おそるべし

余談ですが、母にその話をすると「うーん、何となく教えるのうまそうと思ったのよねー…」と言われました(←適当ですか??)。

母の思い込み…おそるべし

しかし、母の娘である私もまた思い込みで子ども達の得意を決めつけている気がします。

例えば、

すし屋でちょっとバイトをした子に対して→「刺身を切るのは、君しかできないから」
近所のイベントでお米の炊き方を習った子に対して→「お米は、君が一番炊くのがうまい」
本当に何となくで→「君は器用だから、カレーを作れるよ(商品の箱の裏面を見て作ってくれました)」

…なかなかですね(汗)

それでも、親(私)に言われた子たちは「あぁ…そうなのか…」と思っているようで、各々家事をしてくれています。

誰のための家事かを考える

家事

特に、SNSをしていると映えって気にしますよね(私はあんまりしないけど…)。
例えば、子どもに何かを作ってもらうより大人が作った方が、要領もいいし見た目もキレイにできます。

でも家事って家族が家族のためにするものですよね。

少なくとも私はそう考えます。

だから、少々盛り付けが下手でもいいじゃないかーと思っています。
(あくまでも個人的な意見ですが…。)

最近、中学生の末っ子がデコレーションしてくれたバースディケーキが最強に可愛いと親バカ全開な私でした(笑)

■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
中学生から大学生まで三男一女の4人の子どもを育てる母。我が家の家事力の高い子どもたちのお話を書いてみました。

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