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【子育て】元塾講師の子が塾なしで夏休みを過ごす

2024/07/17
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
私は、元塾講師(算数・数学担当)です。そんな私の子は…塾には行っていません(汗)
塾に行っていない子の、夏休みの勉強法を書いていきます。

あくまでも、わが子仕様なので参考になりそうなところをピックアップしてくださればと思います。

理解度を確かめる

新学年になって、取りこぼしがないか引っ掛かりがないかを確かめます。
小学生なら、単元別テストで間違っている部分などを確認します(高得点をとれているなら、テストの問題を口頭で出してみて、きちんと覚えているかを確認してみるのもいいかもしれません。

中学生なら、定期試験の結果を見て苦手なところを見つけるのもいいと思います。
(中学生の場合は、その前の学年などで引っ掛かっている場合があるのでどこが分からないかを本人に聞くのもいいかもしれません)

どこで引っ掛かっているかが、把握できない場合は三者懇談などで学校の先生に聞いてみるのもいいかもしれません。中学生で担任の先生の担当教科以外のことが知りたい場合は、「担当の先生から、本人(子ども)に夏休みにどうやって勉強すればいいかを伝えてほしい」というのがいいと思います。

市販のドリルを用意する

ドリル

もしも、特に取りこぼしや理解できていないところがない場合、学校の宿題と(余力があれば)市販の夏休みドリルをします。
市販のドリルは、親子で決めるといいかもしれません。

小学校低学年の子は、どれだけしっかりしている子でも親が勉強をしているところをチェックしてあげる(丸付けなどを通して)といいです。もし忙しくて丸付けをしている暇がない方は、時々見てできているところまでを褒めてあげるといいと思います。

小学高学年や中学生は、自分で丸付けまでできるように、もし市販のドリルを買うなら解説がしっかり載っているものを買った方がいいです。

市販のドリルを使う場合、各教科書・各学校で進み方が違うのでまだ習っていない単元もあるかもしれません。教科書を確認するといいと思います(特に算数・数学・英語)。

分からないところについて

ふせん

※子どもが小さい頃ふせんを買っておいて、ドリルに貼っていました(「○○日までにする」とか「ここは一緒に勉強する」など)。貼っておくと、忘れないので便利です。

学校の宿題では、必ず習っているところが出ているので、もし分からないところがあったらその場で教えるか、うまく教える自信がない場合は付箋などで学校の先生に「ここがわかってないかもしれません」などと、メモを書いておくのがいいかなと思います。国語の漢字など覚えるものについては、間違いをなおしながら「覚えてね」と言っていくといいかなと思います。

小学校高学年や中学生になると、勉強内容もぐっと難しくなります。
夏休みに宿題をしていて、分からないところがどんどん出てくるかもしれません。時間に余裕があるなら、何問かでもSNSや教科書などを使って一緒に解くといいと思います。
それでも、解けなかったり解けるけど説明ができないものなどは、やはり学校の先生に聞くことがいいと思います。

勉強をする理由

シール

※100円ショップにシールが沢山あるので、本当に助かってます。このシールケース(100円ショップ商品)も使いやすくて便利です。

沢山の子どもたちと接してきて、私がよく感じることなのですが子どもが勉強をしたいと思う理由は、やはり

『褒められること』

だと思うのです。

母親が「お母さんだから、掃除して洗濯して料理するのは当たり前だ」と言われて、褒められもせず感謝もされず無関心になると…やる気がなくなるのと同じように、子どもも「小学生(中学生)だから、勉強して当たり前だ」と言われて、褒められないとやっぱりやる気がなくなるものだと思うのです。

中学生以降は、段々と違う理由(例えば「志望校ができた」とか「点数を競争する」とか「受験生だから」など)が出てくるかもしれませんが、勉強の一歩はやはり「褒められること」「認められること」なのではないかなと思います。

褒め方は、色々あって口頭でもご褒美でも何でもいいと思います。(例えば、ご褒美シールをどこか張ってもいい場所に貼ってあげるとか、宿題が全部終わったらお菓子を買ってあげるとか…)
ポジティブな意味と共に、「頑張ってる姿を見てるよ」という雰囲気を出してあげることが大切だと思います。

子どもにとって、親のポジティブな言葉は意外と力になります。
(就職して独立した長子でも「仕事頑張ってるね。すごいね。」と言うとホッとしたような顔をします)

夏休みに、勉強することを明確にして計画的に勉強をしていき、きちんと結果をポジティブな言葉で認めてあげると有意義に過ごせるのではないかと思います。
また、塾に通っている場合も一緒で、塾で習ったことを家で見てあげて褒めてあげることや特に小学校低学年の子なら分かっていないところを、塾の先生に伝えるのもいいと思います。

素敵な夏休みを、過ごしましょう。

■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
4人の子の母。元塾講師(算数・数学担当)。子ども達はほぼ塾に行かずに、進学しています。

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