【ダイエットの辛いこと2トップ!】を華麗に無視してきれいになってみませんか?

2022/11/25
  • 知人が間違ったダイエットで入院したのをきっかけに、生活アドバイザーの資格を取得した調理師です。自身も20年以上同じ体重を維持中です。 もっと見る>>

知人が間違ったダイエットで入院したのをきっかけに、真剣に栄養学とダイエットを学び直した、調理師でサンキュ!STYLEライターのacoです。お立ち寄りありがとうございます。

今日は「ダイエットといえばコレ!」というイメージの2つの、間違いのお話しをしたいと思います。

1つめ、きつい食事制限…しません!

アンダーカロリーダイエットはやらない

ときどき「基礎代謝」と呼ばれるエネルギー量よりも低いカロリー摂取に抑えようとしている方が見受けられます。
でも、「基礎代謝」は空腹時に寝転がっていても消費してしまうエネルギーのことなのです。
そこに、起き上がる、歩く、家事をする、仕事をする、食事をし消化するために使うエネルギーは含まれていません。

1日1000kcalに抑えるなど、生命の危機ともいえます。1800~2000kcalの摂取を目指しましょう。

食べて良いんです。

炭水化物抜きダイエットはやらない

私の知人はこれで入院しました。
主食を抜くことで、おかずの脂質や塩分を摂り過ぎて病気になってしまったのです。

炭水化物は食事の基本です。体内のエネルギーを燃やすための着火剤ですから、毎食お茶碗1杯分は食べましょう。食べて大丈夫です。

お茶碗1杯のご飯に手のひらサイズのたんぱく質、その倍量の野菜が1回の食事量の目安です

2つめ、きつい運動や筋トレ…やりません!

まずは深呼吸から

生活習慣病の予防のためには1に運動2に食事。と言われているからといって、激しい運動をする必要はありません。

なんなら、寝起きと就寝前に大の字になって胸もお腹も使った深い呼吸をするだけだってかまいません。
4秒かけて鼻から息を吸い、口から細く長く8秒かけてお腹がペタンコになるように息を吐ききります。
それを5回繰り返すだけでも
「全身の血行と代謝を高め」「内臓脂肪を分解しやすくし」「下腹ポッコリを予防・改善し」「精神を安定」させますよ。

動くことを少し増やす

エレベーターより階段を使う。
低いところのものを取るときには、腰を曲げるのではなくしゃがむ。
この2つは、それほど辛くないのにスクワットに似た効果があります。

あとは、買い物に出たら、入り口から遠いところに駐車する。
お風呂上りに布団でできるストレッチするなどもおすすめです。

運動をする時間をわざわざ作るのは、想像以上に負担になるものです。まずは小さなことからコツコツと昨日より1分多く動けたらOKですよ。

辛いことはしなくて大丈夫、食べ過ぎに気をつけて適量の食事と、少しの運動。まずはそれを習慣化するところから始めれば、ストレスもなく体調を崩したり肌荒れに悩むこともなく、いつの間にかきれいに痩せることができますよ。

◆記事を書いたのは・・・aco
知人が間違った糖質オフで倒れたのがきっかけで、真剣に栄養学とダイエットを学び直した調理師です。
「健康的にラクして体型維持をしたい」と考えている食いしん坊アラフォーだからこそ、「簡単にできること」を日々模索しています。

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