【子育て】母から教わり、子どもに伝えたいことベスト3

2021/05/10
  • なんちゃって古民家住人。雑貨のVMD&バイヤーを経て、現在主婦。そして二児の母。もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターの朔花です。母になり、子育ての難しさを痛感しています。人間ひとりを自分の足で立てるように育てるのですから、なかなか責任ある仕事です。迷いながら子どもと対峙するのですが、自分にも子ども時代があり、たくさんのことを教わってきた経験があります。その中から私が自分の子どもにも伝えたいことベスト3をご紹介致します。

【第3位】誰かにコーヒーを淹れる

台所で自分用のコーヒーを淹れていたら、近くに居た母がこう言いました。「周りに人がいたら、一緒にコーヒーどうですか?って聞くもんやで。人が淹れてくれたコーヒーは美味しいんやから。」
何となく聞いたコトバなんですが、ずっと心に残ってるんですね。思いやり、恩送りの教え。コーヒー1杯で誰かを幸せにできる。その自信と奉仕の気持ちを育みたいと思い、我が子2人に一番はじめに教えた台所仕事はコーヒーのドリップ方法でした。

【第2位】トイレはピカピカに磨き上げる

昔住んでいた家は、飛び跳ねたら潰れるんじゃなかろうか、、、というくらいの家で。トイレも水洗ではなく、コンクリート打ちっ放しの肥溜めに和式便所が乗っているというスタイル。母はそのトイレをいつも綺麗に磨き上げていました。もとは水洗トイレのある家から事情があり引っ越し。水洗トイレで育った私がこのバージョンダウンに抵抗を感じなかったのは母が毎日ピカピカに掃除していたからだと思います。明確な教えはないのですが、私も同じように磨き上げています。家の中で一番不浄であろう場所を家族のために清潔に保つ。そこから受け取るものがあるハズだと思うんです。

【第1位】保証人などの紙キレへのサインは安易にしない

婚姻届には保証人が必要なのはご存知でしょうか。結婚する際、夫は婚姻届をもらった足で我が家に来て、母に「保証人に名前をお願いします」と言ったんです。その時、母の軽い説教がありました。「結婚する2人が署名をしていない用紙に保証人として名前を書いてくれというのはおかしいこと」と。夫は意味が分からなかったようですが、母の人生の一部を一緒に歩いてきた私には痛感するところがあり、大変恥ずかしくなったのを覚えています。
保証人は娘の婚姻届であれ、むやみやたらに記入してはならない。順序というものがある。それは、借金の保証人には決してなってはいけないということも暗に示しています。

親の数だけ教えがある

子どもに伝えたいことベスト3。日本中の現在大人に聞いて見たい!反面教師だとしても親の数だけ教えがある。あなたのベスト3は何ですか?
◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。

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