年間300冊の本を読む主婦が選ぶマイベスト!子どもの性教育はこの1冊で決まり!

2021/08/19
  • なんちゃって古民家住人。雑貨のVMD&バイヤーを経て、現在主婦。そして二児の母。もっと見る>>

小4の娘と中1の息子を持つサンキュ!STYLEライターの朔花です。「性教育」と聞くと少しドキっとしますよね。できれば学校で学び、成長と共に自然と身につけてくれると良いなぁ、という願望はありました。でも自分が小学校で学んだ時のことを思い出しても、ふわっとした内容で何のことだかさっぱり分からなかった記憶があります。これから起こる身体の変化や、赤ちゃんはどうすればできるのかなど、分からないまま初潮を経験し、戸惑ったことを覚えています。そんな実体験もあり、我が家では性教育をはじめました。とは言え、口頭で伝える勇気はなく、本の力を借りることに。

年間300冊の本を読む私が選んだマイベスト性教育本

性教育の本は、まず親である自分が読み、「これなら子どもに読ませても良いかな」と思えたものを子どもに読んでもらうというのをオススメします。というのも私が読んだ中には、少し過激ではないかと思えるものもあり、子どもに読ませず終わったものもあったので。何冊か読んだ個人的な感想ですが、お子さんの年齢に合うかどうかは重要ポイントだと思います。
そんな中、私がこれだ!と思った1冊がこの「あっ!そうなんだ!性と生」です。

とにかく分かりやすい

私が学校で学んだ時の「?」に真っ直ぐ応えてくれたのはもちろん、性や生についてごくシンプルに明確に書かれています。1番伝えるのが難しいと思われる「赤ちゃんができるしくみ」についても柔らかいタッチの挿絵で明確に示してあり(男女が重なり繋がっている図や女性の膣から赤ちゃんが誕生しへその緒で繋がっている図など)、これまで読んだどの本よりも分かりやすいと感じました。また中1の息子にも何冊か読んだ中でどれが1番分かりやすかったか確認すると迷わず「これ!」とのこたえが。

与えるときに注意したこと

「これから身体が大人になっていく時に訪れる変化について教えてくれる本で、もしこの本では分からないと思うようなことが出てきたら、お父さんかお母さんに聞いてくれたらいいからね」と伝えて手渡しました。性について分からないこと困ったことを、話しても良いという環境が家庭内にあることは子どもの安心感に繋がると思います。
とは言え、小4の娘から赤ちゃんができる行為に関して、「お母さんもこれをしたの?」と聞かれた時にはドキっとしましたが。でも、「そうだよ」とこたえた後、それ以上娘は何も聞いてきませんでした。

解説編もあり、伝え方などのフォローもばっちり

巻末には保護者に向けた解説編もあり、それぞれの項目でのポイントなども書かれています。改めて読んでみて、私自身良く分かっていなかったことなどもあり、とても学び多き本でびっくり。一家に一冊な性教育本です。

◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。


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