現役子育てママに!今からできる【空の巣症候群】対策
こんにちは!サンキュSTYLEライターの朔花です。
突然ですが、皆様。【空の巣症候群】ってご存知ですか?
結婚、出産、子育てを経て、気づけば子どもが巣立ち、「あれ?最近のワタシって何だか抜け殻のよう?」そんな状態に陥る事を【空の巣症候群】と言います。
子育てが落ち着くと、自分の人生の目標や生き方にふと目を向ける時がきます。斯く言う私も、子どもが小6/小3となり、ほんの少しですが【空の巣症候群】の状況をイメージできるようになってきました。
来たるその時に向けて、今からできる事って。
【プレ空の巣症候群】の過ごし方を紐解いてみようと思います。
どう過ごす?【プレ空の巣症候群】
先日、子どもに「お母さんは何年生?」と聞かれ、はっとしました。そして、こう応えたんです。「主婦12年生」
コレ、「お母さん11年生」でも良かったんです。でも敢えて「主婦」とした。私にとっては主婦の中に「お母さん」という科目があったから。
そして、これが【プレ空の巣症候群】をどう過ごすのかのキーワードとなります。
「主婦」という単語、漢字があまり良いイメージを持たらさないかもしれません。ですが、家事育児を生業とするという事はすなわち、自分の生活を自立して成り立たせる事ができるということ。言い換えれば、暮らしのスペシャリストです。そして生活するということは生涯続くもの。
「主婦◯年生」を生涯学習の一環とする事で【空の巣症候群】は1科目として捉える事が出来るのです。
「主婦◯年生」の概念は自分史第2章
第1章は、生まれてから結婚まで。ですので、「主婦◯年生」の期間は、結婚から生涯の膜を閉じるまで、と言えます。でも、もしかしたら、第3章があるかも。。。例えば、晩年尼さんになる人は、主婦の1科目に「尼さん」を入れても良いし、第3章としても良いでしょう。
この自分史第2章をどう組み立てるかに努める事が【空の巣症候群】からの脱却、または程度を抑える事に繋がるのではないでしょうか。
「主婦12年生」のワタシの場合
私の場合、「主婦10年生」が過渡期でした。下の子が1年生の頃です。
子育てが少しずつ楽になる今後、その延長線上には子どもの受験や就職といった「科目」はあります。ですが、その他の「科目」として、自分の目標や生きがいを見据えていく時期にも突入しました。
私の場合の今後のテーマは「暮らし/食/地球環境」です。
「暮らし」
日々の暮らしを快適に楽しくする事は、私の中では生涯続くこと。今日1日をどう暮らすか考える。花を飾ろうと思えば何から始める?タネを植える?花屋で買う?何に活ける?
お婆ちゃんになってもできること。
「食」
自分の食べたい物を日々食べること。歳を重ね、また1人暮らしになったりすると買った惣菜で済ませる人も多いとか。
できる事をできる範囲で、自分が安全安心だと思った物を食べていきたい。稲垣恵美子さんのような食べ方を模索中。死ぬ前の日までできる食べ方を考える事は私の中では重要科目です。
「地球環境」
小さな事でも、できる事に妥協はしたくない。ミツバチが居なくなれば人間は生きられない、二酸化炭素を出せば温暖化が進む、と言われています。そうならない為にできる事。私には必須科目です。
花を植えればミツバチや蝶がきます。自然エネルギーの電力を選んだり、地球環境に配慮した取り組みを行う企業を応援したり。この科目も私にとっては生涯学習であり、奥が深すぎて【空の巣症候群】になるヒマがないかもしれません。
あなたの場合の「主婦◯年生」はこれからどのような科目が待っていますか?それを自由に組み立てられるのはあなたです。
◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。