「ごみを出さない暮らし」一部を実践してみたらスゴかった!

2021/03/19
  • なんちゃって古民家住人。雑貨のVMD&バイヤーを経て、現在主婦。そして二児の母。もっと見る>>

なんちゃって古民家にて持たない暮らしを楽しんでいるサンキュ!STYLEライターの朔花です。図書館の予約システムを使い、待ちに待ってようやく手元に届いた「ゼロ・ウェイスト・ホームごみを出さないシンプルな暮らし」読了!この中身がスゴかった。ストイックなまでにごみの減量に挑むセレブな著者に魅了され、正直「ここまでできない」と思い打ちのめされました。でも、気持ちを新たに「私にもできることはある」との思いで取り掛かってみると、色んな気づきがあり。一足飛びで頂点を目指すのはしんどいから、ゆるーくゼロウェイストにチャレンジ!どんなことができるかな。

「リフューズ」断ることは恐れずに

本に書かれいる基本概念に「5つのR」という考え方があります。「⑴リフューズ(不要なものは断る)、⑵リデュース(必要なものを減らす)、⑶リユース(買ったものは繰り返し使う)、⑷リサイクル⑴⑵⑶ができないものはリサイクルする)、⑸ロット(残りはすべて堆肥化)」
その中の「リフューズ」をやってみました。例えば、スーパーで買い物した時。お肉やお豆腐など、何となく汁漏れしそうな商品。レジスタッフが、ビニール袋に入れてくれたりします。それを断わってみました。でも、相手はプロ。慣れた手つきで素早く入れて下さるので、ビニールを手にした瞬間を見逃さないよう注意が必要です。「袋かけは要らないです」と丁寧に柔らかく。レジを終える時には必ず「ありがとうございます」も伝えます。レジの列に余裕がある時は「エコに目覚めてビニール袋はお断りしてるんです」と笑顔で伝えたり。これだけのことですが、清々しく気持ちがスッキリしました。帰宅してビニール袋を外しゴミ箱に入れる手間が省けた上に、ごみを出さなかった達成感がスゴかったんです。

原文中の機種依存文字を一部書き改めています。

プラスチック製品を選択から外してみる

本を読んで改めて気づいたことがあります。使い捨てアイテムに、こんなにもプラスチック製品を選んでいた、と。例えば、チャッカマン。キャンドルを灯すのが好きなので切らさないようにしているのですが、はたと気付く。「マッチでええやんか!」しかもマッチなら堆肥化もできると知る。当たり前のように使い捨てていたことに気づけた瞬間でした。

二者択一の場合はごみの出ないものを選ぶ

トイレットペーパーも見直しました。これまで芯ありを購入していたのですが、芯なしに。これまで2週に1回くらいで回ってくる「名もなき家事・トイレットペーパーの芯を雑紙入持っていく」がなくなり快適!

寄付というリユース方法

私が生まれた時に母が買ってくれた7段飾りの雛人形。寄付することに決めました。選んだのは「NPO法人グッドライフ」。理由は、「ほほ100%リユース」とホームページにあったからです。送ったはいいが廃棄されるだけでは「ゼロウェイスト」とは言えません。必要とする方の元で使われるということに重きを置き選びました。
いかがでしたか。私もまだチャレンジを始めたばかりでゼロには程遠いのですが、こんなに小さなチャレンジでも、残る清々しさは半端無く、手応えをかみしめています。
◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。

参考文献:「ゼロ・ウェイスト・ホームごみを出さないシンプルな暮らし」ベア・ジョンソン著(KTC中央出版)

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