元雑貨店店長がお伝えする《影を楽しむ癒しのインテリア》3つの方法
元雑貨ヴィジュアルマーチャンダイザー(VMD)の朔花です。VMDとは、ひとことで言うと、商品の魅力を引き出して店頭に並べる(ディスプレイする)人の事。ざっくり説明すると、店舗の中長期計画を立て、それを月単位に落とし込み、予算を割り振りながら、月ごとのテーマやコンセプトを考え、それぞれの棚割りをしたりして、顧客がその商品を欲しくなるようにディスプレイする人の事です。とりあえず、得意分野のひとつがディスプレイなのです!という感じです。
そのVMD(元ですが、、、)がお伝えするインテリア。少しだけ、ワクワクしませんか。今回ご紹介するのは、立体的にモノを飾っていくようなディスプレイではなく、誰でもカンタンにできるモノを、、、という点に重点を置きました。では!いざ!いってみましょー!
影を楽しむ癒しのインテリアとは
「影を楽しむ」とは、モノが自然に映し出す影を楽しむというコト。自然光や照明などを使って影をつくります。「癒しのインテリア」とは、影がつくる1/fのゆらぎをインテリアに取り込んで癒されよう、ということ。1/fのゆらぎとは、自然界が作り出すゆらぎのリズム。さざなみ、木漏れ日、雨だれなどなど。私のご紹介する《影を楽しむ癒しのインテリア》とは、1/fのゆらぎを使って癒しのインテリアをつくりましょう、というものです。
パターン1:植物を使う
植物の影はテッパンです。カンタンでかつ癒しのチカラがハンパない!!垂らしたり、花瓶に挿したり、マステで留めたり。。。間接照明を使うと場所はあまり気にせずとも、影を作り出してくれます。
パターン2:吊るす
「吊るす」パターンで使いやすいのは、モビール。モビールのメリットは影を作るだけではなく、動きもあること。その為、より1/fのゆらぎを体感できます。また、ワタシの1番のお気に入りはIKEAのタンポポ照明(俗称)。照明でありながら、影も楽しめる。まさに《影を楽しむ癒しのインテリア》にピッタリなんです。
パターン3:モノを立てる
コレは雑貨や本、オモチャなどなど何でも良いです。立てれば、影が鮮明に出せます。私のオススメは、普段使うモノ。写真のような蒸籠は良いですね。ガラスにお箸をたくさん収納したモノとか、台所用品は影、美しいです!本なら、立てるというか積む。文庫を何冊かランダムに重ねていき、丸椅子にのせて壁際に置けば、壁にその影が映しだされたり。機械で作られたモノより、手しごとを感じるモノの方が柔らかい影になり、私は好きです。(好みですが、、、)
番外編:朝イチに部屋を歩いて回ってみる
朝目覚めてすぐの薄暗い部屋の中をごく小さな照明の下で、部屋を見回してみて下さい。そこには普段気づかずに見落としている素敵な影のインテリアがあるカモ。
◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。