【築60年越え】でもできた!ジャパンディを作る4つのポイントと実践編
こんにちは!築60年越えのなんちゃって古民家に住むサンキュSTYLEライターの朔花です。
なんちゃって古民家、、、そう真の古民家に住んでいるワケではなく。。。カンタン言うと、我が家はただただ古いだけの家です。【古い家】と言えば思いつくモノって何でしょう。畳、障子、ふすま、土間などでしょうか。では、インテリアのパターンと言えば思いつくモノは?フレンチSTYLE、シャビー・ジャンク、男前、地中海風、ジャパンSTYLE、アメリカンポップ、アジアンSTYLE、北欧などなどありますね。
例外もありますが、古いお家は北欧STYLEをかけあわせると、比較的簡単にオシャレに作る事ができます。(その他のパターンだと、ややテクニックが必要になると思います。)今回は、古さを武器に日本×北欧インテリア(ジャパンディインテリア)を作り出す方法をご紹介。ポイントは4つ。最後にポイントを踏まえた実践編もありますので、そちらもお楽しみ下さい。
ポイント1 北欧発の家具&雑貨を使う
お手頃価格な北欧発ブランド家具と言えば、やはりIKEA。デザインがシンプルで日本家屋にもフィットします。我が家では、子供たちが使う家具に良く使います。つまり、一生モノとは考えていないモノに使っています。言い換えると、夫婦2人になった時には必要ではないモノです。
一生モノの家具には、スウェデッセが多いです。シンプルな機能美、そして素材の良さが特徴です。古い家には、【潔いシンプルな機能美のある家具】が、凛とした雰囲気を作り出し調和します。そして、北欧発ブランド雑貨では、フライングタイガーコペンハーゲン。簡単にインテリアを作るにはやはり【お手頃】である事が有難い。100円から様々なモノが揃います。
ポイント2 ファブリック使い
ファブリック(布モノ)を使う事でスタイルを確立しやすいです。ジャパンディにオススメなのは、植物モチーフのモノ。そして、ボタニカルな物よりも抽象的なモノの方が良いです。マリメッコやIKEA、SOUSOUなどが日本家屋にはフィットします。使い方は、テーブルクロスやカーテン、寝具など、大きく面積を締める場所に使ったり、ポイントごとに挿していくと良いです。ポイントごとでは、例えば、クッションや座布団、のれん、ファブリックボード、かごモノにかぶせるなど。洗練された柄がたくさんあるマリメッコがイチオシですが、値段はお高め。IKEAやSOUSOUなら価格帯は少し下がります。お気に入りを見つけてみましょう。
ポイント3 古道具使い
古道具をマリメッコやIKEAなど、北欧発ブランドの雑貨と掛け合わせて使うことでオシャレ度が上がります。和のレトロインテリアに、北欧のスパイスを混ぜる事でジャパンディインテリアに変える事ができます。古道具だけでは、ただのジャパンSTYLE。侘び寂びの世界観も好きですが、モダンさをエッセンスとする場合には挿し色が必要となり、そこに北欧STYLEを使います。ただ、面白い事に、古道具巡りをしていると、日本の古道具には北欧に通じるモノが多いことに気づきます。次に挙げる写真のお盆は日本の古道具。北欧柄を彷彿とさせませんか。日本家屋に、北欧が無理なくフィットするのかがお分かり頂けるかも知れません。
ポイント4 アートポスターを取り入れる
印象派や現代アート、若手作家のアートポスターをインテリアに取り入れると、ぐっとモダンにそしてオシャレになります。オススメはモノクロや、メインの色数が少なくパキッとした柄。Jコクトー/Pピカソ/Hマチス/Jポロック/Pモンドリアン/Aカルダー/JMバスキア/キースへリング/Aウォーホルなどの作家のアートポスターがオススメです。
額装する際には、木製のフレームよりもアルミなどのフレームがオススメ。メリットは軽くて安い!ポスターをカットしても良いなら、規格サイズのアルミフレームだとかなり予算を抑えられますよ。
実践編
では、4つのポイントを使って実践。写真は、築60年越え我が家の障子とふすまに囲まれた4.5畳の部屋です。そこにポイント1でお伝えしたIKEAの家具があります。【ポイント2ファブリック使い】【ポイント3古道具使い】【ポイント4アートポスターを取り入れる】を足してみます。
いかがでしょうか。(2のファブリックはポイントづかいになっています。)周りの障子やふすまがぐっと北欧モダンインテリアに寄りました。この4つのポイントを抑えて、足し算・引き算をしながらジャパンディインテリアを完成させてみて下さい。古さを逆手に、新たな可能性を求めて。ぜひ、新生活の模様替えなどで使ってみて下さい。
◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。