【実家の片付け】経験者が勧告!子どもに遺してはイケナイ3つのもの

2021/01/24
  • なんちゃって古民家住人。雑貨のVMD&バイヤーを経て、現在主婦。そして二児の母。もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターの朔花です。一度は考えたことありませんか?実家の片付け。私は30歳の時に母が亡くなり経験したのですが、取り掛かって気がついたことが2つ。1つは、母ひとり子ひとりで育ったわりに知らないことが沢山あったんだ、という感情面でのこと。もうひとつは、自分は元気なうちに「自分の所有するモノ」と向き合わなくてはならない、という実感。この実感から、子どもに遺してイケナイものの見極めがつきました。さて、遺してはイケナイ3つのものとはなんでしょうか。

と、その前に、、、

大物、例えば家具や楽器などは案外簡単に処分ができました。リサイクルショップで引き取ってもらったり、個別でフリマアプリで出品したものには高額で売れたものもありました。家具などは購入の際、長く使えるモノなのか吟味することの大切さも実感。母は「フランスベッド」を使っていたので、こちらも買い手が見つかり捨てずにすみました。実家の片付けで難しいのはこれから挙げる小物なんです。

【子どもに遺してはイケナイもの1 】写真・アルバム

母は旅行が趣味だったので、ダンボールにいっぱいの写真がありました。母も写っているので捨てるに捨てられず、数年取り置いたのち捨てました。逆にその中で取り置いたもの、何だと思いますか?母の幼少期のアルバム1冊と、高校の卒業アルバム。どちらも白黒で味があるんです。余談ですが、日本の古道具で海外の方に人気があるモノの一つに卒業アルバムがあるんです。私も思い出だから手元に残した、というよりはアート感覚ですね。
この経験から、私は自分のアルバムは手のひらにのる分に整理。自分の写真は時間のある時に整理することをオススメします。

【子どもに遺してはイケナイもの2 】洋服・着物

片付けに取り掛かり、母が日々どんな服を着ていたのかにとても無頓着だったことに気がつきました。ズボン類に黒のズボンがずらりと30着以上並んでいたんです。異様でかつ驚愕でした。晩年、大変な闘病生活の中亡くなった母、色んなことを溜めていたのかもしれません。
洋服は全てリサイクルショップに出しましたが、大変な量でした。この経験から、洋服は溢れるほど持たないことを意識するように。また、着物はリサイクルショップでも引き取ってもらえず捨てることに。(質屋にも持ち込みましたが、一般的な着物は大島紬などであっても扱えないとのこと)今思えば、可愛い柄のものは捨てずともリメイク材料としてとり置けば良かったと思います。

【子どもに遺してはイケナイもの3】手帳や書類・証書など紙類

書類などは、ひとつひとつ目を通して捨てねばならないので時間を要しました。手帳も何年分も取ってあり、捨てる気持ちになれず数年取り置いてました。
書類などは重要度によって収納すべきだと実感。逆に見返すことのないような雑紙類は溜め込まずその都度処分すべきだと思います。

実家の片付けで学んだこと

命には限りがあるが、ものは所有者が居なくなっても残るということ。そうなると所有者以外の誰かが【片付け】なくてはなりません。自分の所有物に責任を持つこと。生きている今、モノとの向き合い方を見つめ直すことが大切だと思いました。

◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。

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