【2×4材でセルフリノベ】素人の失敗例と柱立て簡単ガイド
元雑貨のヴィジュアルマーチャンダイザー・サンキュ!STYLEライターの朔花です。今回は、DIY素人の私が経験した2×4材失敗例と、失敗を回避する方法をお伝えします。
2×4材とは
木口寸法約38×89mmの木材です。長さは何種類かありホームセンターなどで購入できます。ラブリコやディアウォールなどを併用して柱として使い、壁を作ったり棚を取り付けたりするDIYを見たことのある方も多いかもしれませんね。
簡単そうだけど実際は?
柱を立てる施工自体はとても簡単です。2×4材にアジャスター(ラブリコやディアウォールなど)を取り付けて、天井と床の間で突っ張るだけ。
素人が失敗するのはココ!
柱を立てたい場所の「天井の高さを正確に測ること」と「自分でノコギリでカットする際に切り口が斜めになる」という失敗を必ずと言って良いほどにします。ちなみに、前者は大抵が垂直に測ることが難しいために起こります。ではもし、垂直に測れたとして、木材カットをしてくれるショップで2×4材を購入したら正確でしょうか。答えはNO!自分のメジャーに狂いがあれば、ショップで正確に測られてカットされた木材はサイズが合わない可能性が往々にしてあります。
失敗を回避するにはどうすれば良いのか?
素人の私のこれまでの失敗。それはどちらも「アジャスターを装着した2×4材が、天井までの高さより長くなり、天井と床の間に真っ直ぐ立てられない」というもの。逆に予定よりも短くカットしてしまった場合は、アジャスターでどうにかなることが多いので失敗には至りません。
失敗回避アイテム【NTドレッサー】
上記の場合、誤差はほんのわずか(数ミリから数センチ)なハズなんです。NTドレッサーに出会う前の私はやっちまっていました。ノコギリで5ミリほどの誤差をカットして木口断面がガッタガタ。写真はBeforeが斜め断面の悲しい2×4材。AfterがNTドレッサーを使って断面をできる限り真っ直ぐにならしたもの。
NTドレッサーはどう使う?
私のように大幅に失敗した断面や数センチの誤差をならすには荒目の刃を取り付けた方が良いと思います。写真のようにビスで留められたヤスリは付け替え可能。私の刃は中目なので、ならすにはやや時間を要しました。が、紙ヤスリで削ろうと思っているならばNTドレッサーを使うことを強くオススメします。紙ヤスリでは無理であろう削れ具合(とにかく楽)と美しい仕上がりを得られます。
その他柱立てに必要な道具
下地センサーです。柱を立てる際、天井の下地のある場所に立てねばならないので、確実に下地を探すにはこの下地センサーが必要となります。壁に釘を打つ際にも役に立つので、便利ですよ。
柱立て完了!
壁や棚を取り付けられます。玄関にちょっとしたコートかけを作ったり、有孔ボードと併用して、汎用性の高い棚を作ったり。釘を使用しないので賃貸でも使えますね。この春の模様替えや子ども部屋づくりにぜひ!
◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。