【収納育】子どもの片付け力をアップしたければ試してみよう
築年数不詳の何だか古い家・なんちゃって古民家在住、サンキュ!STYLEライターの朔花です。子どもがいるとリビングが散らかるのは仕方ない、と長年諦めていました。でも、先日おもちゃ収納を見直し、あることを実行してみたら、「あれ?最近何だか以前のように散らからない」とはたと気づく。とてもシンプルなその方法とは。。。
一番好きなもの1つだけ作戦
現在小4のムスメ、普段の行動を良く観察すると毎日遊ぶものが決まっていました。それはお絵描き。よくよく考えると小1からずっと変わらずです。お絵描きの合間におままごとをすることしばしばという感じ。(その他、レゴやアイロンビーズ、知育玩具などはごく稀に出してきて遊んでいる。)
そこで、リビングから見える位置にあったおままごとセットを見えない場所に移動。お絵描きセットのみ近くに収納にしてみました。すると、毎日決まってお絵描き、週一くらいでおままごと、というスタイルが定着。おのずと日々散らからるモノはお絵描きセットのみとなりました。
お絵描きセットはひとまとめに
写真のようにグルーピングすることで、遊んだ後まとめて棚に戻すことが習慣化しました。我が家では、リビングの隣りの部屋に収納場所を設けました。
その他のおもちゃはどこに?
リビングから見えない場所に収納しています。我が家では縁側に収納があり、そこにおもちゃ収納があります。おままごとセットもここにまとめました。
一軍二軍に分けるのではなく1つに絞る効果
良く遊ぶおもちゃを一軍、次に良く遊ぶおもちゃを二軍、という風に分ける方法もありますが、「好きなものを1つだけ」に絞ることで、【遊ぶ】→【しまう】の行動パターンがシンプル化して定着したのだと思います。1つだけなら、簡単にしまえる、というワケです。なんと、週一で遊ぶおままごとセットも遊び終えたらしまうようになりました!
子どもは1つで満足するのか
それぞれの個性があるので一概には言えません。ただ、現代はモノが溢れるほどにある時代。誕生日にクリスマスにお正月と、子どもがおもちゃなど「自分専用のモノ」を得る機会もとても多いです。今回の結果から、本来おもちゃとは1つか2つで十分なのかもしれないという考えが頭をよぎりました。大量にあるおもちゃは、子どもには手に負えない量なのかもしれません。
親自身が与えることを見つめ直さず、「しまいなさい!」と叱ることは、子どもにとっては理不尽なことなのかもしれないと反省しました。
◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。