余裕のない大人にこそ手にとってほしい特別な1冊

2020/01/18
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こんにちは、ライフオーガナイザー®︎ 木村みずきです。

昨日の「余白」の記事を読んでくださった方から、「自分に余裕がなかったことに気がついた」というとても大切なフィードバックをいただきました。

せっかくなので、今日はそんなときにとっておきの絵本をご紹介したいと思います。

↓昨日の記事はこちら

おくりものはナンニモナイ


「おくりものはナンニモナイ」The Gift of Nothing.
作:パトリック・マクドネル/訳:谷川俊太郎 あすなろ書房

この絵本は、私が余白の大切さに気がついたときに出合った、特別な1冊です。

お話の最後はぜひ手に取って読んでいただきたいのですが、あらすじだけお伝えしますね。

ねこの“ムーチ”は、大好きな犬のお友だち“アール”に贈りものをしようと考えます。
でもなんでも持っているアールを喜ばせるものってなんだろう?

“ そうだ アールには ナンニモナイを あげればいいんだ。 ”

早速ナンニモナイを探しにいくムーチ。
「みたいものは ナンニモナイ」「することは ナンニモナイ」
なんでもあるように見えるのに、みんなナンニモナイって言ってるのはどうしてだろう?

ムーチは家に帰ってなんにも探さないでいたら、見つかった。ナンニモナイが。

そして、ムーチはアールにナンニモナイをあげた。
さあ、アールの反応は?そしてムーチは?

最後の言葉がとっても深くて温かいので、これはぜひご自身で体感してくださいね。

今ないものより今あるもの


私が初めてこの本を手にしたときは、日々の暮らしに余裕がなさ過ぎて、いつも「時間がない」とか「もっとこうしてくれたらいいのに」など “ない” ものにばかり目を向けては嘆いていました。

だから欠乏感を埋めるために「ナンニモナイ=余白」を見つけては必死で埋めていたんですね。
予定はいつもびっしり。本棚もびっしり。頭の中も考えごとでびっしり。

ポカンと空いていたのは「こころ」だけでした。
その余白がこころを満たしてくれるとも知らずに。

この絵本は、余裕がなくなるとつい忘れがちな「目の前の大切な存在」に気がつかせてくれます。

皆さんもぜひ今ある豊かさにちょっとでも思いを馳せながら、素敵な週末をお過ごしくださいね。


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