寝る前3分でできる!親子で自己肯定感UPのとっておき習慣
今日もお疲れさまです、ライフオーガナイザー®︎ 木村みずきです。
皆さんは「寝顔反省会」したことありますか?
今日はついきつく叱っちゃったな〜なんて子どもの寝顔を見ながら反省。私って親失格かもと自己嫌悪。
子育てどころか自分にまで自信がなくなっちゃいますよね。
今回は、そんなママに試してほしい “親子で前向きになれる” おやすみ前のとっておき習慣をご紹介します。
3分おはなし会
小1の娘は子ども部屋でひとりで寝ています。
「おやすみ〜」と聞こえてきたら、一緒にベッドルームへ。
この時は、男子禁制。夫も3歳の弟も入れません。
彼女がベッドに入ったらおとなりで横になります。
「さぁ、おはなし会しよっか。」
ここでいうおはなし会は絵本を読むわけではなく、ただ話すだけ。
そしてお題は毎回同じです。
「今日の自分をほめてあげたいことは?」
がんばったこと、よくできたこと、工夫したこと、チャレンジしてみたこと…なんでもOK。
まずは娘から話してもらいます。
私はただ、聴くだけ。
決して口を挟まない。「それは違うでしょ」「もっとこうした方が良いんじゃない」とか、たとえアドバイスしたくなってもガマン。
特別ほめることもしません。とにかくジャッジしない。
「そうだったんだね」「それはほめてあげたいね」など “認める” ことに重きを置いています。
そして、次は私が「今日の自分をほめてあげたいこと」を話します。
たったこれだけ。とってもお手軽!なのに親子にとって良いことだらけなんです。
親が思う以上に子どもも頑張っている
どうしてこのおはなし会を始めたかというと、娘は早生まれな上に人一倍(いや10倍くらい)マイペースなので、学校についていくのも一苦労。
先生曰く、本人は遅れてもまったく気にしていない様子なのですが(それも困る)、その根拠のない自信の塊のような娘が突然、
「私はみんなみたいに上手に絵が描けないから…文もうまく書けない…」
まさかの弱気な発言にびっくり!
娘になんとか自信を取り戻してほしい、たとえできないことがあったとしても、他にできることが沢山ある自分に気がついてほしい!
そんな思いで始めたおはなし会。
初めは「宿題できた自分をほめたい」とかお勉強の話ばかりするので、きっと私が勉強のプレッシャーを与えていたんだと反省しました。
この子も頑張っているんだと。
でもそのうち、「お友だちに優しくできたよ」とか「弟と仲良くあそべたよ」など話の内容も変わっていき、何より嬉しそうに話してくれるようになったんです。
そんな前向きな姿を見ているうちに、勉強よりも大切なことがある!たとえ先生に何を言われようと、私だけはこの子の100%味方でいよう!と思えたのでした。
自分で自分を充たせるようになる
さて困ったのが「ママの今日ほめてあげたいことは?」と初めて聞かれたとき、全然答えられなかったこと!(そんなこと考えたこともなかった)
子どもの手前、必死でしぼり出したのは「今日はご飯うまく炊けたかな…」でした。
日頃いかに自分が自分にダメ出しばかりしていたかに気がつきました。
皆さんはいかがですか?ぱっと答えらえますか?
そんな私も今では「時間がないと思っていたけど、こんなこと工夫したのよ」などスラスラと出てくるようになりました。
そうなると「明日はこんなことできた自分をほめたいな」と前向きになってくる。
自分が充たされると素直に子どものことも応援したくなるんです。
家庭によって様々な子育ての方針。周りをみて自分のやり方に不安になったり自信がなくなることも多々あるかと思います。
誰かに「これでいいんだよ」って言ってもらいたい時もある。
でも自分に一番近い存在は自分。
その自分がいつでも自分を充たせたら最強だと思いませんか?
ポイントは子どもと良い関係でなかった日でも習慣として行うこと。
意外と気持ちが切り替えられて、お互いに良い眠りにつけますよ。
新しい環境でお疲れの親子や思春期のお子さん、子どもと距離を近づけたいパパにもおすすめしたい、とっておきの習慣。ぜひお試しくださいな。
この記事を書いたのは・・・木村みずき
ライフオーガナイザー®︎(あたまとこころのやさしい整理術)
「家族の幸せはママの幸せから」自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。現在、コーチ・心理セラピストを目指して勉強中。