あなたは何タイプ?五感で見分ける!ズバリ相手に届く伝え方

2020/01/31
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今日もお疲れさまです、ライフオーガナイザー®︎ 木村みずきです。

皆さんは「どうして伝わらないんだろう?」と相手に対して思ったことはありませんか?

「え、そもそも聞いてなかった?」と内心びっくりすることも。世の中本当に色んな人がいるものです。

今回は、相手を知る方法の一つ、五感タイプの見分け方で相手に届く伝え方について探ります。

得意な感覚は人それぞれ違う


ご存知の方も多いかと思いますが、「五感」とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5つの感覚を意味します。

私たちは日常生活の中で、この五感を使って様々な情報をインプット/アウトプットしています。

中でも、人によって特に受け取りやすい感覚があるのはご存知でしたか?

この「優位感覚」を意識して伝えると、相手に伝えたいことがぐんと届きやすくなるんです。

あなたの優位感覚をチェック!


では早速、優位感覚の簡易チェックをしてみましょう!

ここでは女性の読者の方が多いと思うので、例としてデパートの化粧品売り場をイメージしてみてください。

あなたはデパートに用事があり、1階から店内に入るとそこは化粧品コーナーでした。
エレベーターを探しにそのままふらふら歩いていると、あるメーカーの美容部員さんに話しかけられました。

「こちらは新商品の美容液で、最新の技術を惜しみなく詰め込んだエイジングケアができます!ぜひお試しになってみませんか?」

さあ、あなたならどれに一番興味をひかれますか?

① お肌の綺麗な美容部員さんが美しいボトルの美容液を見せながら話してくれる。
② 静かなお席に案内され、最新のエイジングケアについてじっくり教えてもらう。
③ 早速手の甲に美容液をつけてもらい、つけ心地を確かめる。


①を選んだ方…視覚優位

“見た目” を重視する。頭にイメージやビジョンを思い描いていることが多く、話すときに上の方を見ることが多い。比較的早口でよく手が動く。創造性豊か。未来を視覚的に捉える経営者タイプ。

口グセ:話が見えない、視点を変えると、イメージとしては


②を選んだ方…聴覚優位

周囲の音や言葉に敏感で “耳触りの良さ” を重視する。話好きだったり、論理的に伝えるのが上手。話すときの目線は左右に動き、考え事をしながら鼻や口元に手をもっていくことが多い。言葉でのコミュニケーションが得意な講師タイプ。

口グセ:何を言っているかわからない、いい響き、うるさい


③を選んだ方…体感覚優位(嗅覚、味覚、触覚含む)

匂いや味、触れた感じなどの “心地よさ” を重視する。まず試しにやってみる。言葉は感覚的で身振り手振りを使って伝えようとする。相手の感情や周囲の雰囲気によく気がつくセラピストタイプ。

口グセ:話がつかめない、いい感じ、気持ちいい/悪い、気になる


いかがでしたか?一般的には複数の質問に答えて診断されることが多いのですが、今回はお試しまで。

そして優位な感覚は一つとも限りません。
実際、化粧品売り場ではここに挙げた①〜③のすべてを取り入れていますよね。

普段の会話や行動を思い返してみて、自分や伝えたい相手はどんな感覚を頼りにすることが多いでしょうか?

想いは相手に届いてこそ


相手の優位感覚をなんとなく絞れたら、早速それぞれの感覚に合わせた伝え方のポイントをお話ししましょう!


① 「視覚」優位の相手に伝えるとき

話すときは何か図や絵を見せたり、その場で話すことをメモしながらテンポ良く進めるとスムーズ。また、話す場の雰囲気も重要。


② 「聴覚」優位の相手に伝えるとき

相手の話すスピードに合わせて、具体的な言葉を選びながら論理的に話を進めるとスムーズ。雑音が気になるので、静かな場で話をするとGood!


③ 「体感覚」優位の相手に伝えるとき

情報量が多すぎるとついていけなくなることもあるので、相手の様子をよく見ながらゆっくり話を進めていくとスムーズ。手や体を動かしながら説明したり、内容によっては実際に試してもらうのもおすすめ!


ちなみに、秘書時代についた役員は ① 視覚優位 の方が多かったです。
なので、接客中のメモ入れやスケジュール確認、資料の置き場所、役員室のレイアウトなど、とにかく視線を考慮したり色分け重視。ふせん大活躍!
(あまり話さなくても良いので、こちらとしても楽)

これは言葉だけでは伝わりにくい幼い子ども相手にも使えます。
実際に動いて感覚をつかむ体感覚も子ども向きと言えます。

想いは届いてこそ!なので、ぜひ自分の周りの大切な人たちはどんな感覚が得意そうかな?という視点でじーっと観察してみてくださいね。

この記事を書いたのは・・・木村みずき

ライフオーガナイザー®︎(あたまとこころのやさしい整理術)
「家族の幸せはママの幸せから」自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。現在、ライフコーチ・心理セラピストを目指して勉強中。

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