そもそも会話が噛み合わない夫婦は「壁打ち」から始めよう!

2020/04/28
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今日もお疲れさまです、ライフオーガナイザー®︎ 木村みずきです。

4月もあと2日、本来ならGWで気分転換できるはずが、今年はそうもいきません。
普段会話が少なかったり、会話してもなんだか噛み合わない…そんなご夫婦にとって今回の連休は憂鬱かもしれませんね。

私の周りでも「なんだかリタイア後の生活が急にリアルになった」という声もちらほら耳にします。

今回は、そんなご夫婦にも今からできる会話の始め方がありますよ、というお話です。

近いようで遠い夫婦関係


特に仲が悪いというわけではなくても、時間が経つにつれ夫婦の会話が減っていくということは決して珍しくありません。言わなくてもわかるという安心感でもあるので、そんな老夫婦を想像するとなんだかうらやましいなとも思いますね。

でもいくら夫婦とはいえ、これまで日中お互いの姿を見ていなかった夫婦も多いですよね。
仕事の時間は「自己成長の場」でもあるので、ここを日常的に共有していないとなると、実は相手のことをわかっているようでわかっていない…なんて事も。

その上、職場では決してやらないような「夫婦なんだからわかってくれるよね」という甘えがあるために、相手を見れているようで見えていなかったりします。

まずは「私たち夫婦の距離感はどのくらい?最近の夫(妻)の状況、どこまでわかっているかな?」と振り返ってみると良いかもしれませんよ。

まずは壁打ちできたらOK


あれ、なんかあまりあの人のこと知らないかも…と思ったあなた。まずは『壁打ち』してみませんか?

壁打ちというと、テニスなどの自主練習で壁を相手にひたすら打つイメージかと思いますが、そのままです。「夫(妻)は壁だ」とイメージしてください。

そこで、相手の知らないかも?と思ったちょっとした疑問ボールを相手に投げかけてください。あまり強い言葉でハードに打ちつけないようご注意。

普段会話の少ない夫婦へのおすすめは「ながら壁打ち」です。
洗濯物をたたみながら、お茶を出しながら、食事をしながら…何かのタイミングに近くにきた時にでも、ゆる〜くぼそっと壁打ちしてみましょう。

初めは驚かれるかもしれませんし、流されたり怪訝な顔をされるかもしれません。
でも全く気にしなくてOK!相手は壁だから。とりあえず壁に向かって打てた自分にOKを出してあげましょう。

返しパターンをストックしておく


これが不思議なことに、数打ちゃ当たるという具合にゆるい玉を打ちまくっていると、そのうち相手もポロポロ返してきてくれるようになることが多いです。

ポイントは最初は軽い玉で答えやすい投げかけをすること。(例えば、家事に関して。ホコリがあるのと物が散らかっているの、どっちが気になる?と二択にするなど)

すると、相手は答えることで自問自答し始めます。これは相手にとっても心と頭の整理になるのでおすすめです。

たとえ返しが自分と違ったとしても、特にそれについて議論はしません。もちろん自分の考えは言ってOK。
でも噛み合わないご夫婦の多くは、ここで相手にも自分と同じ価値観を返してくれることを期待しています。(言葉では言わなくてもイラッとするのはそのせい)

それだとストレスが溜まってまた元通りなので、ここでは自分の「心フォルダ」に『夫(妻)価値観ファイル』としてどんどん投げ入れておきましょう。とにかく収集目的です!

そうやって相手の返しパターンをストックしていくことで、自分と似たところ、決定的に違うところなどが見えてくるわけです。

違うところは同じにしようとするのではなく「補い合う」ようになれたら万々歳ですよね。

小さな積み重ねがあっての信頼


このような日常的なゆるい壁打ちの成果があって、初めて何かトラブルがあった時にも深い話ができたり真剣に向かい合えるというもの。でも日々の忙しさからここが抜けているご夫婦が本当に多いです。

「夫婦のコミュニケーション」とか「パートナーシップ」なんて言われるとちょっと…と気が引ける方にこそぜひおすすめしたい「壁打ち」効果。

やはり継続は力なり。今からご自身の明るい老後のためにも、ぜひお試しを。

この記事を書いたのは・・・木村みずき

ライフオーガナイザー®︎(あたまとこころのやさしい整理術)
「家族の幸せはママの幸せから」自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。現在コーチ・カウンセラーを目指して勉強中。

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