頑張ってもダメ…そんな時は2つのモードをギアチェンジ!
今日もお疲れさまです、ライフオーガナイザー®︎ 木村みずきです。
6月も後半に入り、少しずつ変わりつつある毎日をいかがお過ごしでしょうか。
以前と同じようにはいかないことも多く、変化にお疲れの方もいらっしゃるかと思います。
ただ、先がよく見えない状況で頑張り続けていると、いつの間にか心身に大きな負担がかかっていることも。
今回はそんな頑張り屋さんなあなたに知ってほしい2つのモードについてお話しします。
私たちの日常はdoingモードだらけ
突然ですが、私たちは1日に何回くらい考え事をしていると思いますか?
なんと…6万回だそう!しかもそのほとんどが昨日と同じことやネガティブな思考だというから驚きです。
では思考を変えればいい。思考を変えるためにはどう考えどう行動したらいいか?
…と、ぐるぐる考え続けるわけですが、そんな理想を成し遂げようとがむしゃらな状態を【doingモード】と呼びましょう。
日頃の私たちは『行動と結果』が重視されるこのdoingモードに偏り過ぎていると言われています。
これだけではやってもやっても心の奥底にある不足感は満たされず、漠然とした理想を求め続けてぐるぐるしてしまうのも無理ないのかなと思います。
今必要なのはbeingモード
では頑張ってもうまくいかない時、皆さんはどうしていますか?
以前の私は「限界まで頑張る」でした。今では笑ってしまう回答ですが、心の悲鳴を無視して限界をどんどん引き上げた結果、心身共にボロボロになりました。
何かを成し遂げないと価値がないと思っていたのですね。
できればそうなる前に、頭で考え行動する【doingモード】から心で在り方を感じる【beingモード】へとギアチェンジをしてみてほしいのです。
たとえ今がどん底だったとしても、必ず1つは「今あるもの」があるはずなのです。
例えば「家族がいる」「健康な体がある」色々ありますが、突き詰めると誰しも「自分という存在がある」んですよね。
そしてその自分は頑張ることもできるし、自分を満たしたいという気持ちも持っている。
この現状を「へ〜私ってそうだったのね」とそのままマルっと“よしよし”してあげる感じが【beingモード】です。
これはがむしゃらに行動している時にはできません。だから立ち止まったって良いんですよ。
答えを急がないことが答え
そうは言っても働かないと生きていけないですよね。
だからdoingモードもbeingモードもほどほどが良いと思うのです。
doingモードに偏り過ぎていると気がつけたら、意識的にbeingモードに切り替える。
目を閉じて「今あるもの」「自分」を感じられる時間を過ごしてみる。
これはまさに『今ここ』のマインドフルネスの考え方で、ヨガや瞑想で体感されても良いかと思います。
一見答えが見つからず悶々としそうなbeingモードですが、見えなくなっていた今あるものに気づき、現状の自分を受け容れることでしか見えてこない、不足感の正体があります。
答えを急いで満たされなかった今こそ、beingモードに切り替えてみましょう。
この数ヶ月コロナ禍を乗り越えてきたあなたなら大丈夫。焦らない・慌てない・諦めない、ですね。
きっとどれだけ頑張っても得られない『在り方』によって、すっと扉が開かれる時が訪れますよ。
この記事を書いたのは・・・木村みずき
ライフオーガナイザー®︎(あたまとこころのやさしい整理術)
「家族の幸せはママの幸せから」役割が多すぎて自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。現在コーチ・カウンセラーを目指して勉強中。