父の日を終えて…「親」を考えさせられた子供と読みたい1冊

2020/06/22
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今日もお疲れさまです、ライフオーガナイザー®︎ 木村みずきです。

昨日は父の日でしたね。一緒に過ごしたり贈り物をした方もいらっしゃるでしょうか。

今回は、そんな「親」という存在について書かれたある1冊の絵本をご紹介したいと思います。

親とはちょっと縁遠いから…という方もよかったら手に取ってみてください。ひょっとするとこれまでの見方が少し変わるかもしれませんよ。

いのちのまつり


ご紹介したいのはこちらの1冊。草場一壽作「いのちのまつり」(サンマーク出版)です。

少し独特な絵なのですが、内容は大人が思わず考えさせられてしまうほど。命のつながりについてわかりやすく説明してくれる素晴らしい絵本です。

ご先祖様へのお墓参りから始まるこのお話。おばあちゃんが男の子に尋ねます。

「ぼうやにいのちをくれた人は誰ね〜?」
「それは…お父さんとお母さん?」

おばあちゃんは『命をくれた人』をご先祖さまと言うのだと教えてくれます。
だからお父さんもお母さんもご先祖さまな訳です。さらに、おばあちゃんは続けます。

「だけどさぁ〜、お父さんとお母さんにいのちをくれた人がいなければ、ぼうやは生まれてないさぁ〜ね」

次第に男の子は、おじいさん、おばあさん、ひいおじいさん、ひいおばあさん…と沢山のご先祖さまがいることに気がつきます。

「もう数えられないよ」「ぼくのご先祖さまって、1000人くらい?」
「もっともっと、いるさぁ〜ね」

「いのちは目に見えないけれど、ずっとずっと、つながって行くのさぁ〜」

親といえば父親や母親を思い浮かべるかもしれませんが、この絵本を読むとご先祖さま皆が親なんだと視点の広がりを感じさせてくれます。

当たり前ではない命のバトン


ところで、皆さんは江戸時代の三大飢饉はご存知でしょうか。自然災害に加え幕府の政策により拡大した飢饉。大きな飢饉は7年ほど続き、その他にも100回以上もの飢饉があったそうです。

実はお寺には過去帳(今の戸籍謄本)として飢饉の頃の記録が残されているところもあります。そして、当時の飢饉で亡くなった方にはある特徴がありました。

それは、代々続いている家は皆、最初に亡くなるのは母親だったこと。
次に祖父母、父親と続いたそうです。子供を守るためにわずかな食べ物も優先させていた事が想像できますね。

これだけ続いた飢饉の中で、子供よりも自分たちを優先させた家は絶えてしまったであろうことを思うと、私たちの代まで繋いでくれたご先祖さまはどれだけ命を継ぐために苦労を重ねたか、とても考えさせられるものがあります。

知っているようで知らない親のこと


この本を読んだ子供たちは、単純に親が沢山いるー!と面白がっていました。子供の成長に合わせて感じることも変わってくるので、これからも語り続けたいなと思います。

そして私自身、自分のルーツ=自分に少なからず影響を与えているご先祖さまに思いを馳せる良い機会となりました。

両親はまだしも、祖父母以上のことになると結構知らないものですね。若い頃何を思い、どのように働き、日々を過ごしていたのか。そして曽祖父母のこと…

両親や祖父母、皆いつまでも生きている訳ではありません。まだお元気のご親戚がいらっしゃったら、ぜひ皆さんに昔の話を聞いてみてください。

歴史は繰り返されます。それは家族も同じ。きっと今のあなたの家族に受け継がれているヒントが隠されていると思いますよ。

そして父の日をすっかり忘れていたあなた、ぜひ今からでも話す機会を持ってみてくださいね。今はオンラインですぐ繋がれますから。

この記事を書いたのは・・・木村みずき

ライフオーガナイザー®︎(あたまとこころのやさしい整理術)
「家族の幸せはママの幸せから」役割が多すぎて自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。現在コーチ・カウンセラーを目指して勉強中。

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