【食品レスキュー】漬かり過ぎたぬか漬け野菜の簡単アレンジ3選

2020/04/23
  • メディカルハーブ教室主宰、2児の母。食べ物や日用品など暮らしの中でみつけた良いものを発信。 もっと見る>>

こんにちは。ハーブ&フードアドバイザーのあおきゆみこです。
私は子供の頃からぬか漬けが大好きで、大人になってから幾度かの失敗を経験の後、今はぬか床と良いお付き合いを続けています。世間では、2018年に無印良品から「発酵ぬか床」が発売されて以来そのお手軽さや美味しさがSNS等で広まり、ぬか漬けの注目度もグングン上がってきているようです。
そんなぬか漬けですが、私がたまにやってしまうのが取り出し忘れによる「漬かり過ぎ」です。漬かり過ぎると塩分や酸味が強めになりがち。でも捨ててしまうのはもったいないですよね。そこで今回は、ぬか漬けで漬かり過ぎた野菜を美味しくいただく簡単アレンジをご紹介します。

漬かり過ぎた野菜は「刻む」のがおススメ

古漬けタルタル

ぬか漬けで漬かり過ぎた野菜(古漬け)を活用する方法はいろいろとありますが、一番のおススメは細かく刻んでいろいろな食材と混ぜ合わせて使う方法です。こちらの写真は、漬け過ぎたキュウリとパプリカのぬか漬けを刻んで、つぶしたゆで卵とマヨネーズと混ぜ合わせたものです。漬かる過ぎで塩分高めなので、無印良品のマヨネーズのようなマイルド系のマヨネーズと相性が良く、塩コショウ不要でタルタル風の仕上がりに。

写真の古漬けタルタルの分量目安
キュウリぬか漬け 1/3本
パプリカぬか漬け 1/2個
ゆで卵 2個
マヨネーズ 大さじ1と1/2
古漬けはキュウリとパプリカ以外でも使えます。古漬けやマヨネーズの量はあくまでも目安なので、お好みに応じて調整してくださいね。

私は毎日かき混ぜるタイプのぬか床なので、漬け過ぎたといっても1日オーバー程度のことが多いので、取り出したらぬかを洗い流してそのまま刻みますが、発酵ぬか床のように1週間に1度混ぜればよいタイプでうっかりしてかなり漬け過ぎて塩辛すぎる場合は、野菜についたぬかを洗い流した後、お湯をかけて数時間~一晩おくと塩気が抜けて使いやすくなります。

古漬けタルタルの応用ご紹介

こちらは、古漬けタルタルをそのままパンに挟んでサンドイッチに。美味しいタマゴサンドになりますよ。

こちらは、茹でてつぶしたジャガイモに古漬けタルタルと刻んだハムを混ぜてポテトサラダに。こちらも刻んだ古漬けが入ることで食感も良く、我が家では子供たちにも好評の一品です。

古漬けのお茶漬け

ご飯にお好みのお茶漬けの素と刻んだ古漬けを入れてお茶漬けに。お茶漬けの素は少し少なめにするとちょうどよい塩分になります。

納豆に混ぜて発酵食品コラボ!

刻んだ古漬けと納豆を混ぜると、発酵食品どうしで相性も良くとっても美味しくなります。写真はキュウリとセロリの古漬けを刻んだものと納豆を混ぜたものです。古漬けの塩分があるので、醤油や納豆のタレは少なめにした方がよいです。

ぬか漬けの古漬け簡単アレンジいかがでしょう?フードロス削減にもつながるので、ぬか漬けで漬け過ぎても失敗したと思って捨てずに、みなさんもいろいろと試してみたくださいね。
ぬか漬けを長く続けるコツについてご興味のある方は、文末の関連記事も参考にしてみてください。

記事を書いたのは…あおきゆみこ
ハーブ、アロマ、食育関連のアドバイザー資格を持つ自然食品店スタッフ。健康維持や子供の成長をサポートする食事、家事などで役立つ情報を発信しています。

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